プロデューサーからの鬼ダメだしタイムで号泣!? アニソン歌手・Faylanが初ツアーの裏話公開
第1回「初ツアー・Polarisを振り返ってみた」
みなさん、初めましてFaylanです。
初めてのコラムで、若干緊張しながら書いております(笑)
今回は、初めてのツアー「Polaris」を振り返ってみたいと思います。
『株式会社 S』に所属して迎えた初めてのツアー「Polaris」。なんとここで私にプロデューサーがつきました!
もちろん今まで歌手として何もしてこなかったわけではありません。
これでも色んなオーディションを受けて、事務所にも所属し、たくさん歌を唱って来ました。
しかし、まさかわたしに…プロデューサーという方がついてくださるなんて思ってもいませんでした。
そして飛蘭として初めて行ったライブツアー「Polaris」。
ここで、悪夢が待っていることは知る由もなく…
ライブは幕を開け、みんなの声援を受け、高揚感でいっぱいになり、リハーサル通り初日を終えました。
緊張の方がまだ強かった私は、楽しかったことはもちろんだが、それよりも「リハーサル通りこなす」ということを重要視してしまい… 打ち上げの席でその悪夢の時間が始まりました。
それは、プロデューサーからの鬼ダメだし時間ターーーイム!!
フェイバンドのメンバーやスタッフのみんなの前で公開ダメだしが始まった。
iPadを片手にぎっしりメモされた内容を、質問を繰り返しながら2時間程…。
泣いた…
泣いて外に走って逃げた。
電信柱に隠れた。
「プルルルル…。佐藤さん(涙)助けて」
社長に電話して助けを求めたww
次の日も大阪でライブがある。この大量のダメだしを受けて、私はどれだけ改善することができるのだろう…
それから大阪公演を終え、なんとか笑って帰宅したものの、家でまた大号泣した。
今はもちろん、
そのダメだしがどれだけの愛情からくるものだったか、どれだけ有り難くて嬉しいことだったか、感謝してもしきれない。
でもそれは当時の私には重くのしかかった試練だった。

(C)株式会社S
そんな初めてのライブツアーを経て、色んなライブビデオを鑑賞し、セカンドツアー「HAPPY SOUL DANCE」に挑むことになる!
それは次回に書こうかな?
これから色んな裏話を書いていこうと思うので、みなさん楽しみにしていてくださいね!
Faylan

(C)株式会社S
5月8日生まれ、埼玉県出身のO型。幼い頃より歌手を夢見てボイストレーニングを初め、沖縄アクターズスクール東京校でダンスを学ぶ。ミューズ音楽院ヴォーカル科を卒業後、ミュージカルの出演等を重ね、株式会社Sに所属。2008年、TVアニメ『喰霊-零-』の挿入歌「Dark Side of the Light」を世に放ち、鮮烈な印象を与える。2009年7月に1st シングルとなるTVアニメ『CANAAN』OP主題歌「mind as Judgment」をリリースしCDデビュー。その後も立て続けに、多数のアニメ・ゲーム作品の主題歌・挿入歌・イメージソングを担当。