エンディングダンスの先駆け作品!? 当時の最新技術を詰め込んだ特撮作品「電磁戦隊メガレンジャー」

【一色萌のスーパー戦隊コラム】第6回「電磁戦隊メガレンジャー」

日刊ビビビをご覧の皆さま、こんにちは。
XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム)の一色萌(ひいろ・もえ)です。

現在放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』がとても面白いですね!
もともと過去作のモチーフが様々な箇所に登場していたので、過去の戦士やロボそのものは出てこない感じかな? と思っていたのですが、めちゃめちゃ出る感じでした。

昔の戦士やロボをどんどん出してくるなんてずるい……! と思いつつも、やっぱり周年記念作品に弱い私です。

(C)Twelve-Notes

スーパー戦隊の可能性を広げた高校生5人組! 今回ご紹介する『電磁戦隊メガレンジャー』は、前回ご紹介した『激走戦隊カーレンジャー』の次のシリーズで、1997年に放送が開始されました。

モチーフは当時急速に普及が進んでいた「デジタル機器」と、海外でのSFブームを見越して「宇宙」を掛け合わせたものとなっており、演出にも当時の最新技術が多用されています。今や特撮作品においてCGは欠かせないものとなっていますが、それを使い始めた走りの作品としても知られています。

当時のトレンドを強く意識したモチーフ設定に加えて、物語の冒頭で“メガレンジャー”はアーケードタイプの格闘ゲームとして登場しているところなどからも、『ストリートファイターII』が流行していた90年代の空気が色濃く感じられます。

時代によってヒーロー・ヒロイン像を多様に変化させてきたスーパー戦隊シリーズにおいても、『メガレンジャー』は特に同時代性の高いヒーローだったのではないかと思います。

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『メガレンジャー』が画期的であったポイントとしてまず挙げられるのは、ブラックがリーダー、イエローがサブリーダーという、それまでのリーダー観を変える斬新なチーム編成であったことです。

ではメガレッド=伊達健太の人物像はどんなものだったのかといえば、“ザ・普通の若者”。お調子者で女の子に弱く、いつも元気いっぱいで、変身後も特別な能力を持たず、敵にパンチやキックで応戦し、何かにつけて大好物の焼肉を食べたがります。

その姿はチームを引っ張るリーダーとしてのレッドのイメージよりは、カレーが大好きなムードメーカー、『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャーを彷彿とさせます。

“学園青春ドラマ”テイストを掲げる『メガレンジャー』では、5人の若者の学園生活や淡い恋愛模様などに加えてシリアスな展開も多く、敵組織・邪電王国ネジレジアの中でも切ないドラマが描かれました。

そんな作中において劇中の世界と視聴者を身近に感じさせてくれる橋渡しになっていたのが、メガレッドの存在でした。カーレンジャー~メガレンジャー以降、“明るい熱血バカ”的な役割のレッドは徐々に増えていき、リーダシップ抜群の正統派レッドと双璧となっていきます。

また夏季限定で戦士たちが盆踊りを踊るエンディングが流れるという試みも為され、これは今や定番となっている“ダンスを踊るエンディング”の先駆けとも言われています。

その後のシリーズにも続いていく様々な要素が、甘酸っぱい学園生活の中で展開されていく『メガレンジャー』。90年代当時を知っている人も知らない人でも、きっとどこか懐かしい気持ちになること間違いなしです。

●次回は『百獣戦隊ガオレンジャー』をご紹介します!

(C)Twelve-Notes

一色萌(ひいろ もえ)
5月27日生まれ。東京都出身。双子座のA型。
プログレアイドルXOXO EXTREME(キスアンドハグ・エクストリーム)赤色担当。
MOGU2 NEWS 「キスエク・一色萌のアイドル、色々。」連載中
Twitter:@hiiro_moe
XOXO EXTREME Official Site:https://www.xoxo-ex.com/

 

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コメント一覧

1
  • メガレンジャーの「博士」ポジション
    久保田のおっさん役の斎藤暁さん
    アクションバリバリの方で、東映のヤクザ映画で拳法使いの殺し屋役が無茶苦茶カッコイイです(調べたら、多分「天国の大罪」という作品です
    ネジレンジャーもカッコ良かったですね!終盤の鬱展開もハラハラしました!

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