アンパンマンの世界には人間はいない? ジャムおじさん&バタコさんの正体

■アンパンマンの世界に人間は存在しない? アンパンマンワールドの秘密

ジャムおじさんとバタコさんは妖精だった!?

1973年、やなせたかし氏の絵本からはじまった「アンパンマン」。長年子供に愛されているスーパーヒーローだ。そんなアンパンマンには数えきれないほどたくさんのキャラクターが登場するが、実はその中に人間が1人もいないということはご存知だろうか。

「アンパンマンポータルサイト」より

それならジャムおじさんやバタコさんは一体何? …と不思議にお思いだろうが、公式HPのQ&Aでも「アンパンマンワールドに人間はいません。ジャムおじさんとバタコさんも人間の姿をしていますが、妖精なんです」と回答されている。

2人ともあまり妖精とは思えぬ人間味あふれる風貌だが、いったいアンパンマンの世界はどうなっているのか深堀りしてみたい。

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気になるアンパンマンワールドってどこにあるの?

そもそもアンパンマンワールドとはどんなところなのだろうか。アニメを見る限り、緑豊かでのどかな、ちょっとした田舎町のような印象を受ける。

公式HPのQ&Aではアンパンマンワールドについての質問に回答しているが、例えば「アンパンマンワールドはどこにあるの?」という質問について、「広い広いこの世界のどこかにきっとあるはず」「日本から近いのかも」と言う。どうやらアンパンマンたちは時折日本に遊びに来ているらしく、それが根拠のようだ。

「アンパンマンワールドにはお金はありますか?」という非常に気になる質問については、「自分で作ったものをあげて喜んでもらう」との答え。いわゆる物々交換で成り立っているとのことで、各自「そのキャラクターにしかできない特技」があるから成立しているのだとわかる。

「アンパンマンワールドにも季節はあるんですか?」という質問では、アンパンマンの世界でも四季があることが明らかにされており、そういわれてみれば放送でも雪が降ったり花が咲いたりと季節の移ろいを感じられるストーリー展開になっている。

驚くべきジャムおじさんの特技!

では、冒頭で妖精だということが判明したジャムおじさんだが、一体どんな人物なのだろうか。実は無類のコーヒー好きで、「アンパンマンとかいじゅうモカ」というエピソードではシュガーぼうやが「ジャムおじさんはコーヒーの大ファンです」と明かしている。

「私はいいんだよ私は…」「私はいいんだけど…」と言いながらコーヒーが届かず落ち着かない様子のジャムおじさんはちょっと可愛い。

2020年10月にはテレビ放映33年目を記念し、ジャムおじさんにスポットライトを当てた特別エピソード「はしれ! ジャムおじさん」も放送された。その際イルカのベソや飛行機のつばさくん、さらにはハンググライダーに乗って大冒険するアクティブな様子にSNSは騒然。

また他のエピソードでは、カッコよくバイクに乗る姿も披露。公式HPによると、ジャムおじさんは「発明家で研究家のためいろいろなことができる」そうで、他にも知られざる特技がありそうだ。

ギャップや魅力満載のアンパンマンワールドのキャラクターたち。これからも新たな一面が見れることを楽しみに放送を待とう。

(文=ザ・山下グレート)

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