キングダム 677話 ネタバレ「飛信隊の行方」遂に飛信隊が出陣! 信は壊滅状態の左翼で戦う王賁を救えるのか!?
■桓騎軍の援軍に向かった飛信隊が見たものは?
影丘で疲弊する玉鳳軍
今週は桓騎(かんき)の思惑がとある人物から語られた。2021年4月22日に発売の『週刊ヤングジャンプ』21・22合併号に掲載された『キングダム』第677話「飛信隊の行方」。桓騎軍の左翼として戦う玉鳳軍は影丘で大苦戦を強いられるのだが……。

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地理的に不利な影丘は、攻め入る桓騎軍左翼にとってまさに死地と化す戦場であった。その左翼で中心となって戦うのが、王賁(おうほん)率いる玉鳳。桓騎軍対扈輒(こちょう)軍の戦いは8日目に突入するも、伝わるのは桓騎軍の苦戦ばかりであった。
その知らせは王翦(おうせん)軍にも届き、三将の田里弥(でんりみ)は桓騎の采配は理解に苦しむと困惑。状況を考慮し、蒙恬(もうてん)は王翦へ飛信隊(ひしんたい)の出陣を進言する。しかし王翦は、桓騎が飛信隊を使うと伝令を受けており、代わりに楽華(がくか)を貰う事になったというのだ。
飛信隊が援軍として出陣
一方、中間地に留まっていた飛信隊では、ついに桓騎から影丘への出陣要請が下る。飛信隊が援軍に向かった知らせは王翦軍本陣にも伝わり、今さらだと疑問の声が上がるなか蒙恬だけは異を唱えた。さらに蒙恬はこの戦いにおける桓騎の思惑を尋ねてきた王翦に、「扈輒の首を取るつもりだと思う」と答える。
伝令に戦況を尋ねた蒙恬は、玉鳳を含めた桓騎軍左翼が壊滅状態であると知る。うろたえる蒙恬を、戦場ではよくあることと笑う倉央(そうおう)と田里弥。だが蒙恬は、王賁は生まれたばかりの我が子の顔さえ見ていないこと、さらに王賁の父親である王翦へ「心配してやれって言ってるんだ、家族だろ」と叫ぶのだった。
今回は「桓騎と真逆なイメージの蒙恬がもっとも桓騎を理解している件」「蒙恬の仲間や家族を思う気持ちが倉央たちを黙らせた」と蒙恬の人柄に感心する一方、「故郷に残したまだ見ぬ子供とか王賁マジで死亡フラグかよ?」など、王賁の安否を気遣う声が多く聞かれた。
信の武運を祈りながらも王賁を援(たす)けろと願う蒙恬。だが、壊滅状態と報告された影丘の実態とは?次号も見逃せない!
(文=松本メリコーン)