キングダム 676話 ネタバレ「渇きの理由」扈輒軍24万VS桓騎軍8万! 無謀過ぎる出陣に勝機はあるのか?
■何者にも理解出来ない渇き
人々に恐れられている桓騎
今週は桓騎(かんき)に対する様々な思惑が語られた。2021年4月15日に発売の『週刊ヤングジャンプ』20号に掲載された『キングダム』第676話「渇きの理由」。圧倒的な趙(ちょう)軍を前に、桓騎はどのような策を講じるつもりか?

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扈輒(こちょう)軍が桓騎軍に向かった知らせは秦の王翦(おうせん)軍にも届く。この状況を好機と考えた倉央(そうおう)は攻め入ることを提案し、亜光(あこう)もそれに同意する。だが、田里弥(でんりみ)は、桓騎は自分たちと扈輒軍の潰し合いを狙っているのではと読んだ。三将からの問いに王翦は静観を指示し、自分でも考えが読み取れない人物「それが桓騎だ」と答えるのだった。
桓騎大一家の絆
趙王都 邯鄲(かんたん)では出陣する李白に対し公孫龍(こうそんりゅう)が、桓騎を侮るなと忠告する。だが、李白は秦軍こそ扈輒将軍を侮っているとし、「戦場において本当に恐ろしいのは扈輒将軍だ」と断言するのだった。
一方、桓騎軍の摩論(まろん)は、目前の敵と扈輒率いる15万の援軍に絶望していた。退却は許されず、困惑する部下たち。そんな仲間を雷土(らいど)は一喝。自分たちは高くて美味い酒を飲めるようになったが、桓騎大一家の頃に飲んだ安酒の方が美味く感じた。つまり、色々なものを手に入れた今より、何も持っていない頃の方が“渇いて”いたから染み込んだと語る。
ところが、桓騎は六将軍になってもなお、前にも増して今回のようなイカレた戦いっぷり。つまり、桓騎は今なお“渇いて”いるのだ。桓騎は何でそんなに渇いているのか、一体何と戦っているのか?
今回は「桓騎の本心って計り知れなさそうだ」「桓騎一家の絆が泣かせる」と桓騎側に肩入れする意見があがる一方、「扈輒は数が多いだけではない何か作戦がありそう」など、両陣営に対する感想が多く聞かれた。
圧倒的な数を誇る扈輒軍を迎え撃つことになった桓騎軍。この無謀な出陣を次回も見守りたい!
(文=松本メリコーン)