ゴールデンカムイ 275話 ネタバレ「東京愛物語」杉元がお見合いの替え玉! 菊田が考える童貞防衛作戦とは!?
■上京した杉元が替え玉に?
菊田との出会い
2021年4月15日発売の『週刊ヤングジャンプ』20号に掲載された『ゴールデンカムイ』第275話「東京愛物語」。汽車の中でうたた寝をしていた杉元は、東京に来た頃の夢を見ていた。

アニメ『ゴールデンカムイ』公式サイトより
家族を結核で亡くした杉元は家を焼き払うと、親友の寅次に東京へ行くと伝え故郷を出た。上京した東京の街で浮かれる杉元は、ささいな理由で陸士の候補生らとトラブルを起こしてしまう。そんな多勢に無勢の杉元を救ったのが、当時候補生の指導をおこなっていた菊田であった。
エビフライを2本のフォークで
ケンカっ早い杉元を菊田は「ノラ坊」と呼び、陸軍士官学校に在籍する花沢勇作の“替え玉”として見合いをするよう依頼する。菊田の話によると、勇作の父親である旭川第七師団長の花沢は、息子が聯隊旗手になることを望んでいた。しかし、母親の花沢夫人は息子が死亡率の高い旗手になるのを望まず、財閥の娘・金子花枝子と見合いをさせたうえで勇作の「童貞」を奪うよう画策していたのだ。
妻の計画に気づいた花沢が菊田に依頼したことで、「顔には品がある」杉元を利用した替え玉作戦が計画されたのである。見合いでの食事を想定した箸使いなどの訓練を重ね、いよいよ「花沢勇作 童貞防衛作戦」が開始された当日。帝国ホテルで出されたのは箸を使わない「洋食」で、杉元は見合い相手の前で2本のフォークを持ってしまうのだが……。
今回の杉元の姿に「やだ! 杉元ってば凄い爽やかハンサム」「そうか、品のある顔なんだ杉元佐一は」といった杉元のイケメンっぷりの他に、「杉元が入隊する切っ掛けは菊田だったんだ」「尾形との因縁はすでにここから」など新たな真実に対しさまざまなコメントが寄せられている。
早々と童貞防衛作戦失敗の兆しが伺えるものの、財閥のお嬢様を前に杉元がどう乗り切るのか? 次回も注目したいと思う。
(文=マルデガワ咲)