二次創作がきっかけ!? SNSでよくみる「めぅ」とは

■「めぅ」に元ネタがあるって知ってる?

発祥は2次元キャラだった!

Twitterをやっていると、「0時過ぎたのに全然寝れないめぅ」「明日は苦手な教科のテストめぅ…」など語尾に「めぅ」をつけたツイートを度々目にする。昔流行った「なう」的な語尾かなと思いつつ、「なう=now」は理解できるとして「めぅ」ってどんな意味だと疑問に…。今回はSNS上で使われている「めぅ」について調べてみることにした。

ネット上を検索してみると、どうやら「めぅ」の発祥となった作品は「ひなビタ♪」というキャラクターバンドコンテンツ。同作に登場する芽兎めうの口癖が元ネタである。ウサギキャラの「ぴょん」などと同じで「めぅ」自体に言葉の意味はなく、単純にキャラ付けのための語尾のようだ。

とはいえ、様々な語尾を持つ2次元キャラはたくさんいる。なぜ「めぅ」は元の作品を知らなそうな層にまで広がったのだろうか?

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二次創作の流行が原因?

「めぅ」が広がるきっかけとなったのは、芽兎めうを社畜風に描いた二次創作だと言われている。実際の芽兎めうはもちろんブラック企業に勤めているようなキャラでは無いものの、本来の設定とのギャップや社会人あるあるシチュにハマる人が続出。結果として社畜ネタを呟く時に「上司の命令で今日も元気に休日出勤めぅ!」「ついに連勤○日目めぅ…」などと語尾に「めぅ」をつける投稿が流行した。

主にネガティブな話題に使われていた「めぅ」だが、響きのかわいさからか普通の投稿にも「めぅ」を使う人が。最近のTwitterを見てみると「明日のデートに着ていく服が決まらないめぅ」「○○ちゃんに早く会いたいめぅ」など、元ネタを知らないまま日常会話に「めぅ」をつける投稿も少なくない。

きっかけはブラックなネタだが、最終的に「めぅ」が幅広い層に広まった要因は言葉の持つかわいらしさや語感にありそう。SNSの投稿が固い文章になりがちな時は、芽兎めうを真似して「めぅ」をつけてみてはどうだろう?

(文=ザ・山下グレート)

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