ドラえもんの動力は「原子力」ってほんと?

■「ドラえもん」の動力ってなんなの?

ドラえもんのエネルギー源は原子力だった!

藤子・F・不二雄による国民的大ヒット漫画の「ドラえもん」。1969年に連載が開始し、1973年にはアニメがスタート。映画やグッズ、ありとあらゆるジャンルのものとのコラボレーションなど、もはや説明不要の名作だ。

アニメ「ドラえもん」公式サイトより

物語は何をやっても上手くいかない小学生・野比のび太のもとに、22世紀から猫型”ロボット”のドラえもんがやってくるところから始まる。ドラえもんは22世紀に”子守用猫型ロボット”として大量生産された中の不良品の一台で、のび太の孫の孫であるセワシによってのび太のもとに送られたのだ。

そんな子守用猫型ロボットのドラえもんは身長や体重などだけでなく、“へんぺい足”や”デカ口”などの細かい設定がある。そして、実はドラえもんは原子力エネルギーで動いているということをご存知だろうか?

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ドラえもんが動いている仕組み

ドラえもんは食べたものをエネルギーに変えて動いているので、基本的なエネルギー源は人間と大差は無い。野比家の人間と食卓を囲んで同じ料理を食べているシーンもしばしば見かける。

ただ、あくまでも猫型“ロボット”で、体内には”原子ろ”と呼ばれる消化器官があり食べたり飲んだりしたものを100%消化できるので、排泄は必要としていない。

そして、ドラえもんは“原子ろ”で体内に入れた食べ物を“原子力エネルギー”に変えているのだ。

「ドラえもん大事典」から“原子ろ”と“原子力”の文字が消えた!?

説明してきた通り、連載開始当初からドラえもんは体内の原子ろで原子力エネルギーを作っているとされてきた。

しかし、ある時からその表記が「ドラえもん大事典」から無くなったと話題になった。

それは2012年に発売された「My First BIG 未来の国からはるばると編」に掲載された「ドラえもん大事典」である。そこには今まで表記されてあった“原子ろ”と“原子力エネルギー”の文字が消えていて、「何を食べてもエネルギーになる」とだけ書かれていた。この変更について小学館の担当者は、作品の世界を壊さずに東日本大震災の被災状況を踏まえて再編集したと述べている。

何を食べてもエネルギーに変えられることになったドラえもん。まだまだ知られざる秘密があるかもしれない。

(文=ザ・山下グレート)

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