ゴールデンカムイ 274話 ネタバレ「こだわり」刺青人皮の真偽を見破る方法とは!?

■暗号を解く鍵はアイヌ語で「狼に追いつく」

本物を凌駕せんとする執念が生み出した偽物

今週はとある人物に久しぶりのスポットが当てられた。2021年4月8日発売の『週刊ヤングジャンプ』19号に掲載された『ゴールデンカムイ』第274話「こだわり」。刺青人皮の見分け方が判明したアシリパたちは、土方一行と合流し札幌停車場へと向かうことに。

アニメ『ゴールデンカムイ』公式サイトより

鶴見中尉の指示により、本物を超える偽物を作ろうとした剥製屋の江渡貝(えどがい)。彼が刺青人皮に施した「こだわり」こそが、偽物を見つけ出す“鍵”だったのである。通常なら皮をなめす方法としてミョウバンを使うところ、江渡貝は水に濡れ金属に触れると変色するケネの汁を使っていたのだ。

こうしてアシリパたちは、刺青人皮を雨に晒したまま汽車のレールに広げることで、条件を満たしていない“偽物”を見つけ出すことができた。

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地獄行きの特等席

有古が持たされていた5枚の刺青人皮のうち本物が2枚あったものの、それは解読妨害のため敢えて鶴見中尉が混ぜていたのだ。そしてアシリパは、刺青人皮の暗号を解く鍵はやはり父親の名前「狼に追いつく」という意味のアイヌ語“ホロケウオシコニ(正しくは「ロ」と「シ」が小文字)”で間違いないと断言する。

暗号を解く鍵を鶴見中尉に奪わたアシリパ一行は、房太郎が残した最後の情報を頼りに、アイヌが最初に金塊を隠した場所を目指して汽車に乗り込んだ。白石と話すうちに車内でうたた寝をしてしまう杉元だったが、夢の中で菊田から「花沢勇作のことも全部忘れろ」と言われた過去を思い出して……。

今回は登場人物たちのこだわりが描かれており、「江渡貝くんの死にもちゃんと意味があったんだなー」「アシリパさんが認めるほどのプロフェッショナル魂!」といった江渡貝への賞賛と、「杉元の夢がなんとなく不穏」「花沢って尾形の腹違いの弟の…」などさまざまなコメントが寄せられている。

杉元の夢で語られ始めた菊田との過去。ここにきてなぜ、花沢勇作の名前が? 来週も目が離せない!

(文=マルデガワ咲)

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