『まじっく快斗』に出現した怪盗コルボーの正体は? 父親は『名探偵コナン』黒の組織のボス説も…

■『まじっく快斗』に出現した怪盗コルボーの謎

怪盗キッドと瓜二つの容姿が様々な憶測を呼ぶ

『名探偵コナン』と深い繋がりがあるとされる、青山剛昌原作の『まじっく快斗』。主人公の黒羽快斗扮する怪盗キッドは『名探偵コナン』でもたびたび客演し、圧倒的な人気を誇るキャラクターとなっている。

「WEBサンデー」公式サイトより

そんな『まじっく快斗』の中で怪盗キッドの前に突如現れたのが、怪盗コルボー。彼はラスベガスで活動を始めたばかりの、新進気鋭の怪盗だという。怪盗キッドとは対照的に、全身に黒服をまとっているものの、容姿は瓜二つ。その正体は依然謎に包まれており、ファンの間でさまざまな憶測を呼んでいる。

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怪盗コルボーの正体は「怪盗淑女(ファントム・レディ)」?

黒羽快斗本人は、怪盗コルボーの正体は母である黒羽千影ではないかと推測しているようだ。かつて「怪盗淑女(ファントム・レディ)」として名を馳せた黒羽千影は、昭和の女二十面相とも言われるように変装はお手のもの。よってこの説は十分にあり得るのだ。

しかし、本当に怪盗コルボーの正体が千影だとすれば、ファンとしては正直拍子抜けではないだろうか。その意味では、劇中で主人公が簡単に推測できる人物よりも、もっと驚くべき人物が本物の怪盗コルボーと考えるのが自然だろう。

怪盗コルボー=快斗の父説も?

ネット上で散見されるのが、怪盗コルボー=快斗の父(黒羽盗一)とする説。物語開始時点で盗一はすでに死んでいるはずなので、この説が本当なら盗一は生きていたことになる。

ストーリー上矛盾が生じることから、当初は否定するファンが多かった。しかし、原作者の青山剛昌が『まじっく快斗 TREASURED EDITION』5巻の巻末コメントにて「盗一は生きている」とあっさり公言したため、この説は一気に信憑性を増したのである。

ほかにも、怪盗コルボー=快斗の父説を裏付けるような要素が存在する。例えば、アニメ版の声が盗一と同じ(CV:池田秀一)なこともいっそう説を有力なものにしている。

一方で、黒羽盗一は『名探偵コナン』にて暗躍する「黒の組織」のボスなのではないかとも囁かれ、ますます謎は深まるばかり。いずれにせよ、怪盗コルボーの正体を握る鍵として、黒羽盗一が深く関わっていることは間違いないだろう。

怪盗キッドに泥棒稼業を懸けた勝負をしかけるあたり、敵か味方かすらはっきりとわかっていない存在の怪盗コルボー。今後も引き続き注目していきたい。

(文=ザ・山下グレート)

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