怪盗キッドの正体は… 知られざるルーツは青山剛昌のデビュー作にアリ!

■怪盗キッドの正体は?

『名探偵コナン』の怪盗キッドは2代目!?

『名探偵コナン』屈指の人気キャラクター・怪盗キッド。ネット上でも「怪盗キッドが登場する回は絶対に見る!」「キザなところも紳士なところも全部カッコいい」「キッド様の生みの親である青山先生にはホント感謝しかない」といったコメントが上がっているが、工藤新一と顔がそっくりな大泥棒… ということ以外はあまり知らないという人も多いのではないだろうか。そこで今回は、“月下の奇術師”の異名を持つ大泥棒・怪盗キッドのルーツに迫っていこう。

「まじっく快斗1412」公式サイトより

じつは怪盗キッドの正体は、マジックが得意な高校生・黒羽快斗。1987年より連載が始まった青山剛昌のデビュー作『まじっく快斗』の主人公でもあり、作中では初代怪盗キッド・黒羽盗一の後を継いだ2代目として活躍している。

ちなみに黒羽快斗の幼馴染は、中森警部の娘・中森青子。中森警部といえば『名探偵コナン』にも登場するキャラクターで、常にキッド逮捕に燃えている捜査二課知能犯捜査係の警部だ。もちろん彼も青子も、怪盗キッドの正体が快斗であることを知らない。

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怪盗キッドの狙いは亡き父の仇討ち?

ではそもそも彼は、いったい何のために怪盗キッドとなったのだろうか。ただの金銭目的か、それとも他にもっと別の理由が…? 『名探偵コナン』では主に宝石を盗む大泥棒として活躍しているが、じつは彼の狙いは亡き父の仇討ち。最初こそ黒羽盗一の死の真相を探るべく怪盗キッドを引き継ぐものの、のちに父の暗殺に関与した謎の組織と遭遇する。

組織の狙いは、世界に散らばる伝説の宝石・ビッグジュエル。快斗は組織の野望を阻止するために、強いては亡き父の仇のためにビッグジュエルを追い求めているのだ。断じて金銭目的で宝石を盗み続けているわけではない。

現在『まじっく快斗』は不定期連載中で、物語は今もなお続いている状態。果たして彼は、謎の組織よりも先にビッグジュエルを見つけ出せるのか。今後も怪盗キッドの活躍から目が離せなくなりそうだ。

(文=ザ・山下グレート)

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