未来では病気で死んでいた? 孫悟空を襲った“ウイルス性の心臓病”とは
■トランクスから伝えられた衝撃の事実!
特効薬を渡されるも…
鳥山明の大ヒット作『ドラゴンボール』シリーズの主人公・孫悟空。ピッコロ大魔王やフリーザなど、強敵との熾烈なバトルに釘づけとなったファンも多いはずだ。そんなスーパーヒーローとも呼べる悟空にも、まさかの“心臓病”で死亡する世界線があった。

「ドラゴンボール超」公式サイトより
悟空の心臓病が判明するのは、フリーザとの激闘を終えて地球に戻ってきたタイミング。未来からやってきたベジータの息子・トランクスから、ウイルス性の心臓病を患い死んでしまうと告げられたのだ。
一方トランクスによれば現代では不治の病でも、未来の世界では特効薬のおかげで死なずに済むという。実際にトランクスは歴史を変えることを承知の上で、悟空に特効薬を手渡している。しかし発病が遅れて悟空は薬を飲まずにいたため、人造人間との戦いのさなか胸の痛みで苦戦を強いられることに…。
悟空はどこでウイルスに感染したのか
悟空といえば元気はつらつなイメージで、病気とは無縁のキャラクターのようにも思いがち。そんなキャラクターが心臓病を患ったこともあり、ネット上では悟空がどこでウイルスを拾ってしまったのか考察するファンも少なくない。たとえば悟空はフリーザとのバトル後にギニュー特戦隊の宇宙船でナメック星を脱出しており、船内で感染したという可能性が指摘されている。
また地球帰還後の悟空の前に立ち塞がるドクター・ゲロを疑う声も。ドクター・ゲロは人造人間を生み出すために、以前からスパイロボットで悟空たちの細胞を採取。その際にウイルスが悟空の体に持ちこまれたのではないかという。
トランクスの特効薬によって、結局は悟空が“死なない”世界線が展開した本作。ファンからは「悟空が心臓病で死ぬ世界なんて誰も予想できないでしょ」「悟空ですら病気になるんだからみんな健康には気をつけよう」といった声も寄せられている。
強敵とのバトルではなく病死という結末を迎えていたら、ファンは納得していなかったかも?
(文=ザ・山下グレート)