“領域外の妹”が示す意味とは… 謎多き赤井家の母親・メアリーの正体

■映画最新作のキーパーソンに?

赤井秀一や世良真純の母親!

2021年4月16日に公開される劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」。キーパーソンとして登場する赤井秀一や世良真純ら“赤井ファミリー”の中でも、母親・メアリーの正体に注目するファンは多い。見た目は子ども、設定は母親…。そんな彼女は、一体どのような人物なのだろうか。

劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」公式サイトより

メアリーのエピソードで印象深いのは、2017年6月放送の「霊魂探偵殺害事件」。メアリーは既に“幼児化”した姿なのだが、コナンの変声機を使用して推理を披露する頭脳明晰な一面を垣間見せた。

また同年11月に放送された「さざ波の魔法使い」も、赤井家が揃う重要なエピソード。コナン(工藤新一)が少年時代に赤井家と遭遇した際の物語で、幼児化していない成人女性としてのメアリーが映し出されている。息子の秀一とはケンカも辞さない、なかなか勝ち気の性格らしい。

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“領域外の妹”を英語にすると…

幼児化したメアリーの登場時に注目を集めることになったのが、自身のことを「領域外の妹」と語った表現。その言葉を聞いたコナンは、彼女が英国諜報機関「MI6」の人間ではないかと疑うことに。妹(sister)から領域(ter)を外せば、MI6の通称“Secret Intelligence Service”の頭文字が浮かび上がる仕組みだ。

またストーリーが進むにつれて彼女の正体も徐々に明かされつつあり、幼児化の理由もコナンと同様“黒の組織”にあったよう。原作では組織のメンバー・ベルモットがMI6に潜入するため、メアリーの夫・赤井務武に変装。メアリーに接触して、彼女の毒殺を目論むという回想シーンが描かれている。

組織の手によって幼児化された人物だけにメアリーへの注目度は高く、ネット上には「赤井家は謎めいた部分が多いけど、メアリーが鍵を握ってるのかな」「赤井務武はもう亡くなってる設定だけど、メアリーのエピソードに絡んできそう」といった声が。「緋色の弾丸」でどれだけメアリーの正体について語られるのか、公開を楽しみにしていよう。

(文=ザ・山下グレート)

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