異母兄弟の殺生丸と犬夜叉… 気になる2人の“母親”は誰?
■劇場版に登場した犬夜叉の美しい母親
殺生丸・犬夜叉の父親は“大妖怪”
アニメ「半妖の夜叉姫」の放送で、改めて注目を集めている高橋留美子原作の「犬夜叉」。両作品には共通して犬夜叉と兄・殺生丸が登場しており、作品の人気を支えるキャラクターとなっている。実は2人は“異母兄弟”なのだが、それぞれの母親はどのような人物なのだろうか。

「犬夜叉」公式サイトより
「犬夜叉」は主人公の犬夜叉と神社の娘・日暮かごめが、砕け散った“四魂の玉”を巡って冒険を繰り広げる戦国御伽草子。犬夜叉は妖怪の父と人間の母を持つ半妖であり、旅の途中で父の形見・鉄砕牙を手に入れることになった。ちなみに犬夜叉の父親は、200年前に西国を治めていたという化け犬の大妖怪。映画「犬夜叉 天下覇道の剣」のストーリーに大きく関わっているので、記憶に残っているファンは多いはず。
気になる犬夜叉の母親は、「天下覇道の剣」にも登場した“十六夜”という美しい女性。映画では人の姿をした化け犬と結ばれており、彼女に好意を抱く刹那猛丸によって悲運がもたらされてしまう。その際“火鼠の衣”が十六夜の手にわたり、さらに犬夜叉へと受け継がれていたことが判明した。
息子を思いやる母の行動とは
対する殺生丸の母親は、犬の妖怪で“御母堂様”と呼ばれる存在。さすが親子とあって容姿は似ており、息子と同じく額に三日月の印を持つ。テレビアニメ「犬夜叉 完結編」に登場した彼女は殺生丸に対して一見クールに振る舞っているものの、やはり息子を大切に思っている様子。殺生丸と行動をともにする少女・りんが命の危機を迎えると、2度目はないと警告しつつりんを救ってみせたのだ。
ネット上でも殺生丸・犬夜叉兄弟の親について話題になることがあり、ファンからは「腹違いの兄弟とは意外と複雑な設定だったんだね」「化け犬がどんな経緯で十六夜と結ばれたのか知りたくなる!」といった声が。
メインキャラクターだけでなく家族や周囲のキャラにも着目し、新たな魅力を見つけてみては?
(文=ザ・山下グレート)