まさかの伏線? ウソップのついた“嘘”が次々と現実に!

■作者・尾田栄一郎が仕掛けていた伏線?

“村一番の大ホラ吹き”だったはずが…

尾田栄一郎の人気マンガ『ワンピース』に登場する、麦わらの一味の狙撃手・ウソップ。“嘘・ハッタリが得意”というイメージを持っているかもしれないが、実はその嘘が「伏線なのでは?」と推測するファンも多い。一体どういうことなのか、ウソップがついてきた嘘について紹介していこう。

『ワンピース』公式サイトより

麦わらの一味に加わる前、“村一番の大ホラ吹き”と呼ばれていたウソップ。彼は第24話で病弱な少女・カヤを相手に、5歳の時に繰り広げた冒険の話を聞かせている。ウソップいわく南海の巨大金魚と戦った際、あまりにも巨大なフンを大陸と勘違いして上陸してしまったという。なんともスケールの大きな嘘だが、のちにリトルガーデン編でルフィたちの前に巨大金魚が出現。一味を見送っていた巨人族もフンを“何もない島”と呼び、過去に上陸してしまったと明かしている。

ちなみに同話でウソップは「この屋敷に伝説のモグラが入って行くのを見たんだ!!」と嘘をつくが、こちらは短期集中表紙連載の中で現実に。エピソードタイトル「ウッカリ起こした伝説の土番長」に、人の背丈を優に超えるモグラが描かれているので注目してほしい。

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“懸賞金”まで現実に!

第115話でウソップが放ったのは、「ちまたじゃ手配書3千万ベリーはおれの後頭部にかかってんじゃねぇかって噂でもちきりだ」というホラ。とはいえ後にウソップ扮する“そげキング”に同額の賞金が懸けられ、現在に至っては「“ゴッド”ウソップ」として懸賞金2億ベリーのお尋ね者となった。

次々と実現していくウソップがついた嘘に、ファンからは「伏線回収だとしたら尾田っちの芸細かすぎでしょ」「ウソップがウソップじゃなくなっていくwww」といった反響が続出。また第29話で言い放った「1億人のおれの部下」というハッタリに着目して、「ウソップが小人族や巨人族を率いることになるのでは?」と推測する声も…。

この先どんな嘘が現実になるのか、ウソップの言動と物語の展開を見守ろう。

(文=ザ・山下グレート)

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