ゴールデンカムイ 271話 ネタバレ「まだら模様の金貨」鶴見中尉の口から飛び出した“ゴールデンカムイ”に驚愕!
■タイトル回収に読者が感激!
黄金に宿るカムイ
今週は作品タイトルに関わる展開となった。2021年3月11日発売の『週刊ヤングジャンプ』15号に掲載された『ゴールデンカムイ』第271話「まだら模様の金貨」。金塊を手に入れようとする鶴見中尉は、その目的が日本とアイヌが直面する脅威のためだと話す。

漫画『ゴールデンカムイ』公式サイトより
アイヌたちの遺品から見つけた“まだら模様の金貨”が、皮肉にもアイヌを象徴するようだと語る鶴見中尉。そもそもアイヌの生活に黄金は必要なく、砂金を掘ったことで川が汚され飢えるなどの厄災がもたらした。そんな黄金にもカムイ(神)が宿るなら、触れる者に無残な死をもたらし、眩いほどに美しく輝く…。
「いわば… ゴールデンカムイか」と称する鶴見中尉。さらには、多くの人間が殺されるので黄金を放棄するようアシリパへと詰め寄り、ソフィアの命を盾に暗号の解き方を聞き出そうとするのだった。
愛する人間を守るためアシリパのとった行動とは
鶴見中尉に屈指、暗号が「ホロケウオシコニ」(正しくは「ロ」と「シ」が小文字)だと教えてしまうアシリパ。彼女は刺青人皮に記された黄金の隠し場所、それが父親の名前ではないかと思い当っていたのだ。
追い詰められるアシリパの姿に読者からは「鶴見中尉が鬼畜すぎてアシリパ可哀そう」といった同情の声の他に、「まさかのここでタイトル回収キター!」「杉元でなく鶴見中尉が言うからこそ意味がある」など作中でのタイトルコールに対するコメントなどが多く聞かれた。
暗号の解き方を聞き出し有利となった鶴見陣営と、杉元たちの黄金争奪戦を楽しみにしたい!
(文=マルデガワ咲)