平成シリーズのゴジラは「シン・ゴジラ」より可愛い!? 豚乙女・ランコが“ゴジラ”への愛を語りまくる
【豚乙女ランコの「好きなものを好きなだけ」】第2回~幼い頃大好きだったゴジラについて~
日刊ビビビをご覧の方、どうもこんにちは。豚乙女のボーカルのランコと申します。
この連載は私が好きなものを好きなように紹介していく記事になっております。
前回の記事をお読みくださった方、ありがとうございました!
引き続きやっていきましょう。お付き合いくださると幸いです。
第二回のテーマは「ゴジラ」です。

(C)豚乙女
みなさんゴジラはご存じでしょうか。
「シン・ゴジラ」という映画が公開された時、ゴジラを知らない世代や今まで興味の無かった方々も多く足を運ばれたかと思います。
私もあの時ゴジラの文化に触れるのが久しぶりでした。めっちゃくちゃ面白かった! 五回見に行きました。そのうち一回は発声可能上映だったのですが、無人在来線爆弾がゴジラにつっこむ時に推しの在来線を叫んだりしましたね。「京浜東北線!」つって。
私が小さい時に好きだったものが鬼太郎とゴジラともう一つありまして(もう一つに関してはいずれ連載で触れる予定です)鬼太郎は人生の折に触れ振り返ってきたのですが、ゴジラに対してはしてこなかったんです。
それというのもこのキャラ…… 怒りをこめてこいつと呼ぼう、こいつのせいなんですよ。

(C)豚乙女
記憶の中ではめっちゃ怖かったけど、このフィギュアはかっこいいですね。
こいつは「デストロイア」と言って、1995年公開の「ゴジラvsデストロイア」でゴジラの敵だったんです。この映画、キャッチコピーは「ゴジラ死す」。とっても内容が分かりやすいですね。そう、ゴジラ、死ぬんです。

(C)豚乙女
あまり過去の記憶がない私ですが、当時家族で映画館に見に行って、しこたま泣いたことは覚えていまして。それが何故なのかを思い出すのもつらくて、ずっと記憶を封印していたんですよね。
なので実は、どうしてそんなにゴジラが好きだったのか? ということも、曖昧だったりして。恐竜や特撮が特別大好き、というわけではないので……。
今回、この連載を書くにあたって、どうしても向き合わなきゃな……と思い、映画を見返すことにしました(そんなに思い詰めるか?)
しかしその映画一本だと流れが思い出せず、平成ゴジラと言われているシリーズをすべて見返すことに。これらは1984年~1995年の間に7本制作されたものです。
一気見して分かったことは、「ゴジラが好き」ってことでした。いやまじ、これ以外に無かった。
推しという概念でゴジラが好きなので、ゴジラが負けそうになったら悲しいし、ゴジラが痛そうだったらやめてー! と思った。相手が怪獣でも人間でもそうでした。人間側に感情移入出来ないのもどうなんだ…… いやシン・ゴジラの時はね、人間頑張ってー! だったんですよ、だってゴジラ怖かったし。

(C)豚乙女
そう、シン・ゴジラのゴジラってめちゃくちゃ怖いんです。でも平成シリーズのゴジラはめちゃくちゃ可愛いんです。
何か違うのかと思ってよく見たら、顔つきと体つきと動きが全然違うんですね。
それに平成シリーズのゴジラはやたら顔のアップが多いんですよ。表情の違いが結構分かってしまうんですよね。
とにかくゴジラが出てくるたびに、推しを見守り応援するおたくになっていました。
「ゴジラvsデストロイア」は、ゴジラジュニアも酷い目に遭うし、ゴジラ本人も死ぬし、悲しいことがたっくさんある映画でした。そりゃ推しが死んだら悲しいわ。
でもその死の原因はゴジラの体内でメルトダウンが起きたことで、誰のせいでもなかったので、感情とは別に仕方ないな、と思えました。大人になった。

(C)豚乙女
ということで、ゴジラは推しでした、という話でした。
来月もよろしくお願いします。

(C)豚乙女
ランコ

(C)豚乙女
2月20日生まれ。血液型B型。
クリエーターグループ『豚乙女』のVo。
歌うために生まれてきた人間。
作詞では生々しい感情を吐き出している。
ファッション、特にタイツ、靴下など 足下お洒落に目がない。
趣味は二次創作。
Twitter:https://twitter.com/butaotome_ranko
公式webサイト:http://www.butaotome.com/
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