シバトラ ネタバレレビュー 童顔刑事の特殊能力とは!?
シバトラネタバレレビュー! 今回はシバトラ1巻を解説していきます。主人公は優しくて熱血漢な一方、少年にしか見えないほど童顔の刑事・柴田竹虎。子どもにすらナメられてしまう竹虎ですが、実はある特殊能力を持っていて…。少年少女の為に奮闘する竹虎の活躍を振り返っていきましょう。
■『シバトラ』の魅力は? 推理漫画としても面白い!
少年少女の犯罪を防ぐため奔走する竹虎
第1巻では竹虎の親友・小次郎が営むアパレルショップで万引を働いた少女・美月と出会います。美月は覚醒剤中毒の父から虐待を受けており、そのことから高校も辞め非行に走っていました。さらも竹虎は美月と出会った際、彼女の周囲に「謎の手」が渦巻いていることに気づきます。この「謎の手」は、竹虎にのみ見える“死期が近づいているサイン”です。
竹虎になぜこのような能力が身についているのかは、1巻時点では定かではありません。しかし、竹虎の能力を親友の小次郎も知っている描写がありました。なぜ竹虎は人の死期がわかる能力が身についたのか、なぜ小次郎もそれを知っているのか、この辺りの謎は2巻以降で明かされていくでしょう。
覚醒剤によって変わってしまった父を止めるため、意を決して父を殺そうとする美月ですが、竹虎の機転の効いた推理と説得により美月はその手を汚さずに済みました。美月のために怪我も恐れずに行動する竹虎の人柄に心が温まります。
生活安全課少年係に配属された竹虎! 今後の展開は?
少年犯罪を阻止すべく奮闘する若手刑事・竹虎の活躍を描く『シバトラ』。今後の展開はどのようになるのでしょうか? 1巻時点では派出所勤務だった竹虎ですが、美月の事件後、晴れて生活安全課少年係へと配属されることになりました。
元から少年係で勤務することを希望していた竹虎は大喜びです。しかし、生活安全課係長・千葉さくらは気になることを呟いていました。
千葉「大変なところに来ちゃったって後悔しないようにね。」
この発言から生活安全課少年係の仕事は楽ではないことが伺えます…。この先竹虎は数々の苦難に出会っていくのでしょう。また、竹虎の能力や小次郎との関係性についても気になります。警察官になるほど真面目な竹虎と昔はかなりの不良少年だった小次郎。2人が親友というのは違和感がありますし何かしらのワケがありそうです!
そして父との事件以来、竹虎に好意を寄せるようになった美月は竹虎と同棲することに! 2人のラブラブ展開も2巻以降で描かれそうです。
■シバトラ登場人物紹介
主人公を取り巻くキャラクターを紹介!
・柴田竹虎(しばた・たけとら)
『シバトラ』の主人公。高円寺警察署生活安全課少年係に勤務する22歳。小柄、童顔がトレードマーク。立派な大人であるにも関わらず高校生にカツアゲされたり、お酒を飲むのに年齢確認をされてしまうほど。
・藤木小次郎(ふじき・こじろう)
高円寺で古着屋を営む、竹虎の古くからの親友。ストリートギャング「ヘルター・スケルター」でリーダーを務めていた過去を持っており、その名は広く知れ渡っていたよう。現在でもその頃の人脈を持っており、美月の事件では100人以上の若者を動員した。バイクを片手で持ち上げるほどの怪力。
・宝生美月(ほうしょう・みづき)
元女子校生の非行少女。小次郎の店で万引きを働いたことをきっかけに竹虎と出会う。覚醒剤に溺れる父を殺して、自分も死のうと思っていたところを竹虎に救われて改心。父逮捕後は竹虎と一緒に暮らすようになる。
・白豚新介(はくと・しんすけ)
小次郎の古着屋で働く店員。太っていることから白ブタの愛称で親しまれている。
■シバトラ作品情報
原作 安童夕馬
作画 朝基まさし
発行 講談社
ジャンル サスペンス
年代 2006年12月~2009年10月
雑誌 週刊少年マガジン
ドラマ放送 2008年7月~2008年9月
キャスト:小池徹平、大後寿々花、塚地武雅(ドランクドラゴン)、真矢みき、宮川大輔、南明奈、今田耕司、内田滋、聡太郎、近野成美、松田珠希、藤木直人/原作:安童夕馬、朝基まさし/脚本:武藤将吾/企画:立松嗣章(フジテレビ)/プロデュース:稲田秀樹(共同テレビ)、柳川由起子(共同テレビ)/演出:佐藤祐市(共同テレビ)、石川淳一(共同テレビ)、岩田和行(共同テレビ)/音楽:菅野祐悟/制作:フジテレビ、共同テレビ