覚悟のススメ 名言「覚悟完了」を生み出した怪作

覚悟のススメ1巻を徹底解説! 舞台は大震災で荒れ果ててしまった新東京。主人公の葉隠覚悟は私立逆十字学園に転校してきます。そこで繰り広げられる強大な敵との戦いの数々。今回は「覚悟のススメ」の魅力をご紹介していきます。

■物語は生徒が敵に倒されるところから始まる

体に埋まった謎の鉄球…

新東京4番地区で道に迷ってしまった島田カズと内山ヒロコ。そこに突然戦術鬼と呼ばれる大きな怪物が現れます。戦術鬼の名前は破夢子。破夢子はヒロコを捕まえて握りつぶしてしまいます。いきなり登場人物がやられてしまうという衝撃の展開。この後物語はどのように進んでいくのか気になります。

舞台は変わり私立逆十字学園。そこに転校生の葉隠覚悟がやってきますが、武装生徒会が覚悟の前に立ちはだかります。この荒れ果てた新東京では自分たちの身は自分たちで守るしかありません。そこで逆十字学園の生徒たちは、生徒会自らが武装して学校を守っています。覚悟がこの学校の転校生であることを生徒会に伝えると、理解を示し武器をしまいます。

覚悟は校長と銭形先生に面接室に通され、身体検査をされることに。理由は管理局から覚悟のデータが届いていないからというもの。検査で服を脱ぐように言われた覚悟が服を脱ぐと、なんと体には鉄球が埋まっていました。実はこの鉄球には大きな秘密が隠されているんです。

 

明かされる葉隠一族の秘密

ようやく教室についた覚悟。席に案内され座ったのは堀江罪子の隣。席について早々に、後ろの席にいた覇岡に手荒い歓迎を受けてしまいます。放課後覇岡に呼び出された覚悟は、喧嘩をしかけられてしまいますが、華麗な身のこなしでことなきを得ます。

舞台は校長と銭形の会話に移ります。覚悟の曽祖父である葉隠四郎についての話をする校長。なんと覚悟の曽祖父である四郎は、第二次世界大戦中に2千人以上の捕虜を人体実験で虐殺した軍人だったのです。虐殺の目的は人間兵器を開発するため。冷酷な四郎はアジア最強の悪鬼と呼ばれていました。

そんな曽祖父の血を引く覚悟は、四郎とは違いとてもまじめで正義感の強い青年。ここで主人公覚悟についてのファンの感想を見てみましょう。

・男の中の男って感じでかっこいい。
・主人公の葉隠覚悟が男気を貫いていて、とてもかっこいいです。
・下ネタ的な敵やグロさもあるけど、なにより主人公・覚悟の強さがカッコよくて読んでしまう。
・男は背中で語れというが、背どころか全身全霊を持って語る男がここに。基本的に女のかっこよさと強さを好いている私ですが、久々に「男の格好良さ」の素晴らしさを教えていただきました。
・主人公の葉隠覚悟が男前すぎる。好き。

 

■次々に現れる強大な敵

父の形見である強化外骨格が登場!

放課後堀江と覇岡が一緒に帰っているところに、またしても破夢子が現れます。破夢子に狙われ絶対絶命の堀江のもとに、真っ黒な鉄のスーツを着た覚悟が現れ、破夢子を倒します。

黒いスーツの名前は強化外骨格「零」。葉隠覚悟の父である葉隠朧の形見です。

破夢子を倒して一件落着かと思いきや、すぐに別の戦術鬼、永吉が現れます。永吉は自分の唾を固めて、それを使い攻撃する戦術鬼。生徒たちがプールの授業をしているところに突然現れた永吉に、堀江が捕まってしまいます。そんな絶対絶命の場面でまたしても覚悟が登場し、死闘の末なんとか永吉を倒します。

次々と繰り広げられる戦いに読者からもたくさんの声が上がっています。

・もう何回も読み返してる。魂に刻むレベルの作品。突っ込みどころとバトルシーンの勢い、とにかくオススメです。
・大きな愛で、真の敵を倒す熱いストーリーが、壮絶な死闘や熱いセリフで語られるので、全5巻を一気に読めますし、勇気を貰えます。バトルシーンはグロ要素もあるけど見ていて爽快!
・熱い正義の熱血漢の主人公の戦いや勝利はスカッとする所があった。
・えげつない技に真っ向勝負で殴りかかっていく覚悟は超かっこいい!
・堀江のピンチに現れた覚悟がかっこいい。

 

覚悟の前に現れる最強の敵、散。「覚悟のススメ」の今後の展開

永吉を倒したと思った覚悟。しかし瀕死の状態だったはずの永吉が突然復活します。その理由は遠隔操作で永吉を操っていた、覚悟の実の兄・葉隠散が永吉の体と一体化したため。実は覚悟の前に現れていた戦術鬼は実の兄である散が用意したものでした。

散は覚悟よりも1歳年上。幼少期から才能を開花させていたので、父親である朧に「葉隠家末代までの語り草」と言わせるほどの逸材。冒頭で紹介した体に埋め込まれた鉄球は、多ければ多いほど強くなるのですが、散にはこの鉄球が覚悟の3倍の数埋め込まれています。

実は覚悟は過去にも散と闘っているのですが、その時はいとも簡単にやられてしまいます。しかし思わぬ形でまたも兄と闘うことになった覚悟。兄弟対決はどのような結末が待ち受けているのか。

次々と現れる敵と繰り広げられるバトル。そんなテンポがよくて思わず先を読み進めてしまう「覚悟のススメ」。なぜ兄弟は戦うのか。散の目的に注目しつつ今後の展開を楽しみにしておきましょう!

 

■『覚悟のススメ』のキャラクター紹介

物語のキーとなるキャラクター5名をピックアップ

・葉隠覚悟(はがくれ・かくご)
『覚悟のススメ』の主人公で、男子高校生でありながら次々と現れる敵と戦う日々を送る。正義感が強くとても真面目。父の形見である強化外骨格「零」を使い仲間をピンチから救う。体に埋め込まれた鉄球を体内に取り込み力を発揮する。堀江から好意を寄せられている。

・葉隠散(はがくれ・はらら)
葉隠覚悟の実の兄。小さいころから戦いの才能は折り紙付きで、父である朧に「葉隠家末代までの語り草」と言わせるほど。またプロ格闘技の世界チャンピオン5人を一瞬で倒してしまうほどの実力の持ち主。実の弟である覚悟を倒そうとしている。

・堀江罪子(ほりえ・つみこ)
「覚悟のススメ」のヒロインであり、敵に捕まってしまったりとピンチを迎えるが、ギリギリのところで助けてくれる覚悟に好意を寄せている。純粋で素直なキャラクター。自分のスタイルに自信が無いため、見た目ではなくハートで覚悟を落とそうとしている。

・覇岡(はおか)
覚悟と堀江の同級生。堀江のことが好きでアピールするもいつも上手くいかない。堀江が好きな覚悟のことを恋敵としてライバル視している。自己中だが、覚悟がピンチの場面では自らの危険を顧みず助ける勇気も見せる。

・銭形(ぜにがた)
私立逆十字学園の教師であり覚悟たちの担任。内山ヒロコと島田カズが行方不明になった場面では、2人のことを気にも留めていない様子。仕事中にタバコを吸ったりウイスキーを飲んだりする破天荒なキャラクター。

(文=ザ・山下グレート)

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