マスオさんが名言連発!国民的“婿キャラ”を確立したエピソード

マスオさんのエピソードを一気にご紹介! いつもはサザエの尻に敷かれているマスオさんだが、意外な発言や漢気で視聴者を驚かせることも多い。本稿を読めば、マスオさんへのイメージがガラっと変わるかも…?

■カツオを叱ったマスオさんの言葉に視聴者大混乱

2020年11月29日に放送されたアニメ「サザエさん」。2本目のお話「借り物よどこへ行く」では、マスオさんがカツオに言った“ある言葉”が反響を呼んでいるよう。

ある日ノリスケに、以前貸した川端康成の小説『雪国』を返して欲しいと言うマスオさん。しかしノリスケは本を林さんに貸してしまっていた。そこで本を返してもらうため、ノリスケが林さんの家へ。だが林さんからは田川さんに本を貸したと言われてしまう。

結局ノリスケは田川さんの家を訪ねるはめに。ようやく本を返してもらえると思ったのもつかの間、田川さんは「あらお返ししたわ カツオちゃんに」と言い放つ。

磯野家に戻り、本はカツオが持っているとマスオに伝えるノリスケ。ずっと読書をしていたカツオの本が自分のものだと気づいたマスオさんは、カツオから本を取り上げて「君には早すぎる!」と怒るのだった――。

予想外なマスオの怒りに「怒るポイントは本を戻さなかったことじゃないの!?」「そんなエロ本を読んでたみたいな言い方しなくてもww」とツッコミが続出。

すぐに本を返さなかったカツオは悪いものの、一般小説を読んでいることを怒られるのは少々かわいそうな気がする…。

 

■サザエに反論したマスオさんのセリフが正論すぎる

2020年10月11日(日)に放送されたアニメ「サザエさん」。「タラちゃんの反乱」では、サザエの“ある行動”に対するマスオさんの言葉が正論すぎると話題になっているよう。

マスオさん
「待たせる2時間より 待つ2時間の方が長いからね」

ある日デパートに買い物に来たサザエ一家。サザエが買い物をしている間マスオさんはタラちゃんを遊ばせるものの、2時間経っても彼女は戻ってこない…。

さすがにしびれを切らしたマスオは館内放送でサザエを呼びだすことに。しかしサザエは放送に気づかず、怒ったタラちゃんは「帰るです!」とぐずってしまう。

2人を散々待たせたサザエは反省するかと思いきや、「私は2時間ぐらい待ってくれてもいいと思うわ」と開き直り。これには普段温和なマスオさんも思う所があったのか、「待たせる2時間より 待つ2時間の方が長いからね」と反論するのだった。

ネット上では「人を待つ時間って余計に長く感じるからサザエさんは配慮が足りない」「さすがに2時間は待たせすぎだよな」などマスオに共感する声が続出。

誰かを待たせている際は、マスオさんの名言を思い出して迅速に行動して欲しい。

■“タラオ呼び”を巡って謎理論を展開!?

2019年7月21日(日)の『サザエさん』(フジテレビ系)では、「ぼくはタラオです」が放送された。今回はマスオさんから飛び出した“謎理論”が話題になっていたので紹介していこう。

マスオさん
「タラオなんて呼ぶと他人みたい」

同エピソードでは、タラオが“タラちゃん”と呼ばれることに不満を覚えていたという衝撃の事実が発覚。長きに渡って“タラちゃん”と呼ばれてきた永遠の3歳児だが、家族全員で“タラオ”と呼ぶことにした。さらに“タラオ”と呼ばなかった人はお金を払わなければならない“罰金制度”も導入。こうしてサザエさん一家の中では、徐々にタラオ呼びが浸透していく。

そんな流れに異を唱えたのは、タラオの実の父親であるマスオさん。彼は「どうも呼びにくくてね」とこぼし、「タラオなんて呼ぶと他人みたい」と持論を展開した。しかしこの発言にネット上では、「いやマスオさんがつけた名前じゃないの?(笑)」「呼び捨てで呼んだら他人みたいとかいう謎理論」「カツオとワカメはマスオさん以外から呼び捨てにされてるけどええんか?」といったツッコミが。なんとなくマスオさんの気持ちもわからなくはないが、すっかり“迷言”とされてしまった。

ちなみに同エピソードでは、ワカメが感動のエピソードを語って結局“タラちゃん呼び”に。どうやら赤ちゃんの時にタラオが「タラちゃん」と呼ばれ泣きやんだので、“タラちゃん”が浸透していったのだという。なんだかんだで丸め込まれて、再び“タラちゃん”と呼ばれるようになってしまったタラオ。今回の結末にしっかり納得できていれば良いのだが…。

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■愛妻家な一面を見せて話題沸騰!

2018年2月4日放送の「サザエさん」では、「こわいと言われて」というエピソードが放送。マスオさんの一言がSNS上で一波乱を巻き起こした。

マスオさん
「カワイイならサザエも負けてないよ」

ある日道を歩いていたら、いきなり子どもに「コワイ」と言われてしまったサザエ。サザエはショックで落ち込むが、後にその子どもが「カワイイ」を「コワイ」と言ってしまうだけだと判明する。そして子どもは、サザエのバッグについているクマの人形をみて「コワイ」と言っていたそうだ。

この話をサザエが家族の前で話すと、たしかにそのクマの人形はカワイイとワカメたちが言い出す。するとマスオさんが唐突に「カワイイならサザエも負けてないよ」とサザエを褒めたのだった。ネット上では「マスオさんイケメン過ぎるわ」「良い夫だな」とマスオさんを褒める声や、「白々しいぞ」「嫁ヨイショやめろや」とツッコミが起こることに。

視聴者から疑いの目が向けられたのは、マスオさんの愛情表現が足りないからなのかもしれない。

■無神経な一言に全国のビジネスマン憤慨!?

2019年9月8日(日)の「サザエさん」では、作品No.7983「通勤電車の達人」を放送。エピソードの中でサザエが放ったある一言に、全国のビジネスマンが憤りを感じていた。

ある日、磯野家の食卓では“満員電車”の話題で大盛り上がり。波平が通勤ラッシュの苦労を話す一方で、マスオさんは“満員電車も悪いことばかりではない”と語り出した。話を聞くところによると、先日乗った満員電車で昔の友人にバッタリ遭遇したらしい。

そんなマスオさんの話に恐らく心打たれたのだろう。その日の夜、サザエの口から「私も満員電車って体験してみたいわ」という“トンデモ発言”が飛び出した。しかも毎日満員電車に乗らなければならないマスオさんに向かって…。

これにはマスオさんも思わず「何を呑気なことを言ってるんだよ。色々大変なんだゾ」とツッコミを入れるが、サザエは「あらそうなの?」とどこか他人事。サザエの発言に対し、ネット上では「ラッシュ時の満員電車をナメんな」「こいつ、我々を煽りよる…」「毎朝通勤する人を馬鹿にしてる」「私だって好きで満員電車乗ってるわけじゃない!」「サザエが舐めたこと抜かして、僕のメンタルを削りにきてる」と怒りの声が広がっていた。

ちなみにこの後、サザエは実際に満員電車を体験する羽目に。目的の駅で降りられず、最後はボサボサ頭で帰ってきた。帰宅後に「ゆうべは気楽なことを言ってごめんなさい」と謝るサザエの姿から、満員電車がかなりこたえたと見える。サザエは“ドラ猫”を街中で追いかけている方が、性に合っているのかもしれない。

 

■発想がサイコパスすぎる!?

2020年8月16日(日)に放送された「サザエさん」(フジテレビ系)。作中で飛び出したマスオさんのとある迷言に、視聴者から「この返しはサイコパスすぎる」「その発想は無かった、ある意味天才」といった声が相次いだ。

話題となったのは、サザエとマスオさんがお婆さんと会話している和やかなシーン。サザエに「お幾つですの?」と尋ねられたお婆さんは「ちょうど83になります」と返答する。

するとマスオさんは満面の笑みで、とんでもない爆弾を落とした。

マスオさん
「じゃあ今日の不快指数と同じだ」

無神経なマスオさんの迷言に、ネット上では「さすがに年齢と不快指数が同じはヤバイだろ」「マスオさんの発言がキレッキレすぎるわwww」と大盛り上がり。当然作中のお婆さんもカチンときたようで、マスオさんは怒られることに…。

ちなみにカツオは、同じお婆さんに実際の年齢より若く見えたとお世辞を言ってトウキビを貰ったよう。

もしも現実で参考にするならマスオさんより、世渡り上手のカツオの方がいいかもしれない。

(文=ザ・山下グレート)

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