ちびまる子ちゃん名言集
ちびまる子ちゃんの名言を一気に振り返り! 家族みんなで楽しめる「ちびまる子ちゃん」だが、時には登場人物のゲスな発言や感動的な一言に胸打たれることもある。今回は長い歴史を持つ、怪物的作品「ちびまる子ちゃん」の魅力を深掘りしてみよう。
■【ちびまる子ちゃん】たまちゃんがさり気なく毒舌!?
お姉ちゃん、美人になりたい気持ちは分かるけど、努力したってそりゃ無駄ってもんだよ。せめて髪はぐちゃぐちゃにならないように気をつけたら。今日は風がすごーく強いんだ!
『清水小町をめざせ!』
『春風のいたずら』
18時から!お楽しみにね。#ちびまる子ちゃん pic.twitter.com/147e06CExg— ちびまる子ちゃん【公式】 (@tweet_maruko) March 11, 2018
2018年3月11日にアニメ「ちびまる子ちゃん」が放送された。子供とは思えない達観した台詞や怠け者すぎる台詞には大人でも思わず笑ってしまう。そこで今回の「ちびまる子ちゃん」から“名言トップ3”を紹介していこう!
3位 まる子
「あたしもお姉ちゃんも、あのお父さんとお母さんの間に生まれた子だよ? 無駄な努力ってもんだよ」
出典:『清水小町をめざせ!』の巻
洗濯ばさみで鼻を挟み、ちょっとでも鼻を高くしようと努力しているお姉ちゃん。するとまる子はその様子をあざ笑い、鼻が高くなった程度で自分たち姉妹は美人になれないと主張。「あたしもお姉ちゃんも、あのお父さんとお母さんの間に生まれた子だよ? 無駄な努力ってもんだよ」と自虐しながら語りかけた。
この言葉にはナレーションも「いつになくまっとうなことを言うまる子なのであった」と共感し、ネット上では「今日の『ちびまる子ちゃん』悲しすぎるwww」「自分の運命を受け入れている小3……」と反響が起こることに。
2位 前田さん
「私をさらって虹のかなたへ連れてって」
出典:『春風のいたずら』の巻
強い春風が吹く日々が続く中で、「春風」という詩を書いたという前田さん。その詩には「春風にのってやって来た あなたは、私の王子様 笑顔のあなたも好きだけど ちょっぴりさびしそうな横顔が好き お願いだから私をさらって虹のかなたへ連れてって…」と書かれている。
これを見たまる子、たまちゃん、冬田さんはキュンキュンしたようで、ロマンチックだと前田さんを褒めたたえた。しかし視聴者からは「詩とか後で黒歴史になるよ前田さん」「誰かツッコめよ」「ちびまる子ちゃんで唐突に甘いポエムが出てきて爆笑した」といった声が。
1位 たまちゃん
「私は、まるちゃんは絶対に清水小町になれると思う。努力すれば!」
出典:『清水小町をめざせ!』の巻
おばあちゃんが若いころ“清水小町”と呼ばれていたことを思い出し、まる子も清水小町を目指すことに。しかしすぐに挫折してしまい、たまちゃんに弱音を吐く。するとたまちゃんは「そんなことないよ。まるちゃんだって努力すればなれると思うな」「私は、まるちゃんは絶対に清水小町になれると思う。努力すれば!」と語りかけた。
一見励ましているが、“努力すれば”の条件を絶対に外さないたまちゃん。ナレーションも「あくまでも『努力すれば』である」とツッコんで、ネット上でも「努力すればを強調するたまちゃんwww」「決して素材が良いとは言わないたまちゃんウケる」「たまちゃんって『ちびまる子ちゃん』の中でも優しいキャラだけど、たまにはこうやって毒牙を剥いてほしいわ」と笑い声が続出。
■【ちびまる子ちゃん】友蔵の迷言に視聴者総ツッコミ!
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2019年8月18日(日)放送の「ちびまる子ちゃん」では、友蔵の“迷言”が注目の的に。友蔵といえば、まる子のことが大好きな優しいおじいちゃん。ついまる子を甘やかしてしまいがちだが、今回の発言は少し度が過ぎている。
友蔵
「まる子の夢に勝手に出て怖がらせたワシが悪いんじゃ」
話題のエピソードは「まる子、化け猫を見る」の巻。ある日、まる子はニヤッと笑う不思議な猫に出会う。そのときのエピソードを友蔵にも話すが、何故かなかなか信じてくれない。そのうち空の雲行きが怪しくなり、どこからか猫の鳴き声が。振り向くと草陰から例の猫が姿を現し、まる子に向かってまたもやニヤッと笑う。恐怖に慄いたまる子は友蔵にしがみつくも、友蔵の様子がおかしい。顔を上げるとそれは友蔵ではなく、友蔵に扮した化け猫だった―。という夢を見た。
その夜、さくら家では夢の話で持ち切りに。ひろしが「じいさんもとんだとばっちりだったな」と話を振ると、友蔵は「いや、まる子は悪くないぞ!」「まる子の夢に勝手に出て怖がらせたワシが悪いんじゃ」とまる子を全力で擁護した。
正直、今回のちびまる子ちゃんでは誰も何も悪くない。それなのに何故かまる子を庇う友蔵の姿に、ネット上では「いやいや、どれだけ甘いんだよ…」「別に罪を被らなくても、お咎めはないでしょ。このじいさんは一体何を守りたいんだよww」「久々に『ちびまる子ちゃん』を見たけど、相変わらず友蔵が聖人だった」とツッコミの声が相次いだ。
しかし当のまる子は、「そうだよ。全部おじいちゃんが悪い」「百恵ちゃんのブロマイドくらい買ってもらわないと割に合わないよ」と友蔵の厚意などお構いなし。どんなに可愛がっても、毎回仇で返される友蔵が不憫でならない。
■【ちびまる子ちゃん】母・すみれの答えが泣ける…
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2019年8月25日(日)放送の「ちびまる子ちゃん」では、まる子の“とある質問”が話題に。普段はまる子を叱ってばかりの母・すみれだが、質問に対する彼女の答えが「泣ける…」と感動を呼んでいる。
まる子
「どうしていつも怒るの?」
同日のちびまる子ちゃんで話題になった物語は、「タイムスリップに気をつけろ!」の巻。まる子はいつもすみれから怒られてばかり。口を開けば二言目には小言を言われ、次第にまる子は“お母さんは本当のお母さんじゃない”“だから冷たい”のだと考え始める。
そしてある日、ついに溜め込んでいた思いが爆発。案の定すみれを怒らせてしまい、部屋で1人うなだれる。やがて外には雨が降り始め、ふと視線を机の下に向けるとそこには“大きな穴”が。
穴に手を突っ込むと、気づけば昔の時代にタイムスリップしていた。台所には、赤ちゃんのまる子を可愛がるすみれの姿。突然の出来事に再び穴をくぐるが、今度は過去ではなく未来の世界へ。未来のまる子はすでに嫁いでおり、居間ではすみれが涙を浮かべている。
と、ここでハッと目覚めるまる子。気づけば現実世界に戻り、台所ではすみれがいつも通り夕食を作っていた。ホッと安堵したまる子は、おもむろに例の質問をすみれに投げかける。するとすみれは「まる子のことが可愛いからよ」と優しく答え、「でもいつもちょっと言い過ぎるかもしれないね、ごめんね」と謝るのだった。
これにはネット上も「過去も未来も現代もどんなときでもお母さん、優しいじゃないか!」「今日のちびまる子ちゃん、思わずウルッときた」「これは泣ける…」と感動の声が。
どうやら心配せずとも、十分にすみれから愛されていたようだ。
■【ちびまる子ちゃん】マジギレしたみぎわさんの迫力がハンパない
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— ちびまる子ちゃん【公式】 (@tweet_maruko) November 5, 2020
2019年9月1日(日)に放送されたアニメ「ちびまる子ちゃん」では、みぎわさんが“マジギレ”。巻き舌で叫んだキレのあるセリフが、ネット上で「さすがみぎわさんwww」と反響を呼んでいる。
みぎわさん
「チェーンチェーンうるっさいわね!」
話題のエピソードは「物からのメッセージ?」の巻。たまちゃんと遊ぶ予定のまる子は、部屋の時計が止まっていることに気づいて大慌てで外へ。すると少し前まで晴れていたのに雨が降っており、傘を手にたまちゃんと合流した。ツイてないと謝るまる子だが、家を出る時間が遅れたため急な雨に対応できたのも事実。その後まる子は靴が脱げたことで自転車との衝突を回避し、止まった時計も脱げた靴も不運を避ける“メッセージ”だと考え始めていた。
日曜日になり、たまちゃん・冬田さん・みぎわさんと金木犀を見に出かけたまる子。しかし途中でみぎわさんの自転車のチェーンが外れ、何かのメッセージではないかと不安になる。考えすぎと諭されてもまる子は「だけどチェーンが」と引き下がらず、痺れを切らしたみぎわさんが「チェーンチェーンうるっさいわね! 悪かったわね私の自転車のチェーンが外れて!」とシャウトした。
マジギレするみぎわさんの迫力に、視聴者からは「久しぶりにちびまる子ちゃんで激おこなみぎわさんを見た気がする」「こんなキレ方する友達イヤだわー(笑)」「ここまで迫力があると逆に気持ちいいよね」といった声が寄せられている。
ちなみに金木犀付近の道は砂交じりになっていて、まる子たちが到着した直後に自転車の男性が転倒。もしもチェーンが外れていなかったら、みぎわさんが転倒していたのかも…。
■【ちびまる子ちゃん】オバケに面白さを求める男・はまじ
ドラキュラ🧛♂️とミイラ男👻誰が仮装しているかわかる!?#ちびまる子ちゃん #ハロウィン🎃 pic.twitter.com/AdgJP2wRxX
— ちびまる子ちゃん【公式】 (@tweet_maruko) October 24, 2020
2019年9月8日(日)放送の「ちびまる子ちゃん」では、はまじの“オバケ論”が大きな話題に。「ポルターガイストだったら見に行きたかった…」と肩を落とす理由に、ネット中からツッコミの声が飛び交った。今回は、はまじの名言ならぬ“迷言”を紹介していこう。
はまじ
「日本のおばけは何てゆーか、地味だろ?」
今回のちびまる子ちゃんで話題になったエピソードは「まる子、家の音が怖い」の巻。ある夜、まる子は家の中で“不思議な物音”を耳にする。音は「ギシッ」「バキッ」とどこからともなく聞こえ、その正体は全くわからない。おかげで怖くて眠れなくなり、翌日寝不足のまま学校へ。
この一件をはまじたちに話したところ、ブー太郎は“ポルターガイスト”の可能性を提唱した。しかしポルターガイストのように物が動くこともなければ、騒がしいと思うほど大きな音でもない。
まる子がポルターガイストの特徴をことごとく否定していくと、隣で聞いていたはまじが「な~んだ。ポルターガイストだったら見に行きたかったのにな…」とポツリ。その理由について、「日本のオバケは何てゆーか、地味だろ?」「柳の下で『うらめしや~』とか『1枚、2枚、3枚…』とか」「同じオバケでもポルターガイストは、派手だし面白そうじゃん」と語るのだった。
これにはネット上も「日本のオバケは地味www」「オバケに地味も派手もないだろ」「そもそもオバケに面白さを求めんなや(笑)」といった反響が続出。ナレーションのキートン山田からも「派手で面白そうなオバケって一体…」とツッコミが入った。
ちびまる子ちゃんの登場人物の中で、最も面白さを追究し続けている男・はまじ。皆を恐怖に陥れるオバケでさえも、彼にとっては面白いかどうかでしかないようだ。
(文=ザ・山下グレート)