月刊少女野崎くん ネタバレ作品紹介 学生生活に注目!

月刊少女野崎くん 1巻を徹底解析! 高身長・無表情で無骨な男子高校生“野崎梅太郎”は、実は少女漫画家!? 2014年にアニメ化もされた椿いづみの大人気漫画、『月刊少女野崎くん』の魅力を今回はご紹介していきます。とっても笑えてたまにきゅんとくる、野崎くんの学生生活に注目してみましょう。

■物語は2人のすれ違いから始まる!?

勇気を出した告白が思わぬ勘違いに…

少女漫画家として活躍する男子高校生の日常を描いた『月刊少女野崎くん』。同作はただの男子高校生に恋する女子高生・千代が告白するシーンから始まります。

しかし絶妙なすれ違いの結果、なぜかサインをもらう展開に。しかも美術部だった千代を家に呼び、漫画の“ベタ塗り”を手伝わせます。4時間ベタを塗った後に千代はようやく彼が少女漫画家で、自分の告白が上手く伝わってないことに気がつくのでした…。

千代「の… のののの 野崎くん ずっ ずっと ファンでしたっ」

上記は千代が告白した際の名セリフ。このセリフから『月刊少女野崎くん』の全てがスタートします。“ファン”という言葉が男性としての自分ではなく、漫画家としての自分に向けられたと勘違いした野崎くん。上手くかみ合わない2人を象徴するこのセリフは、まさに同作を現しているといっても過言ではないかもしれませんよ。

 

漫画家とアシスタントの物語に…?

彼が少女漫画家だと知った千代。告白騒動をきっかけに、千代は野崎くんのことをより理解していくようになります。

例えば彼が首や手に湿布を貼ったボロボロの状態で、不機嫌そうに登校してきた場合。これまではケンカだと思っていた千代ですが、実際は締め切り前なだけ。少女漫画家なのに、実は初恋もまだだということも発覚しました。

コメディ色の強い『月刊少女野崎くん』ですが、少女漫画をテーマにしているだけあってもちろんキュンとするシーンも。

野崎くんはある日、ひょんなことから乙女ゲームをやることに。女性の気持ちが全くわからずに落ち込んでしまい、「自信がなくなった」と千代に電話をかけます。常にふてぶてしい野崎くんの弱気な姿には、千代も思わずきゅんとしたようです。

もどかしい恋模様も魅力の『月刊少女野崎くん』。ファンからも2人の恋の行方に注目の声が上がっていました。

・意外と押せ押せの千代ちゃんと鈍すぎる野崎くんのやりとりがぐっとくる
・千代ちゃんにはぜひとも幸せになってほしい!
・たまに天然千代ちゃんに振り回されてるのが見れるのも高評価
・でっかい野崎くんとちっちゃい千代ちゃんの組み合わせがシンプルに可愛い
・早く気付いてあげて…

 

■友人たちとの学校生活は漫画のネタだらけ!

個性豊かなキャラクターが続々と登場

また個性豊かな友人たちも、『月刊少女野崎くん』の大きな魅力。友人兼アシスタントである御子柴は、実は月刊少女漫画のヒロイン・マミコのモデルになっている人物です。赤髪イケメンで女子にカッコいいセリフをよく言っている御子柴ですが、自分で言ったセリフに照れるなど実は恥ずかしがり屋。彼女の有無を千代に聞かれた際にも、甘いセリフを言って自分で照れていました。

千代の友人・結月は、超空気の読めない女子高生。クラスメイトがバイトして買った高いバッグを「隣の家のおっさんも持ってた」と言って、相手を怒らせてしまうことも…。他にも学校の王子様的存在である鹿島くんや、野崎くんと同じアパートに住む女子大生漫画家・都さんなども登場します。

『月刊少女野崎くん』に登場する個性豊かなキャラクターは、ファンからも大人気のようです。

・キャラクターそれぞれが濃すぎて推しが決められないよ…
・みこりんも堀ちゃん先輩も若松も結月も鹿島くんも全員まとめて大好きです!
・ベクトルは違うけど、みんなどこかぶっ飛んでるところがいいよね
・各キャラクターがみんな個性的で、誰だったっけ? ってキャラがいないのがすごい
・話が進むことに意外な一面が出てくるので、ずっと見てられる

 

ちょっとずつ進展している… のか? 『月刊少女野崎くん』の今後の展開

千代、御子柴、結月などの初期からのキャラクターに加え、個性的な新キャラクターが続々登場する『月刊少女野崎くん』。漫画のネタを一緒に考えたり、一緒に修羅場を超えたりと2人の仲はどんどんと親密になっていきます。ただし鈍感っぷりは相変わらずで、千代の必死のアピールにも気がついていない様子。しかしふとした瞬間に千代を思い出したりと、実は無意識に惹かれているのかも…?

また結月や鹿島くんにも恋の気配が! 高校生たちのピュアな恋愛がどうなっていくのかが今後の見どころですよ。

もちろん月刊少女漫画一筋で常にネタを探している愉快な日常も相変わらず。都さんの大学の友人たちも愉快な日常に参戦し始めているため、彼らがどのように描かれるのかにも注目です。

月刊少女漫画家としての野崎くんの活躍にも期待しながら、『月刊少女野崎くん』の連載を楽しみにしていきましょう!

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■『月刊少女野崎くん』のキャラクター紹介

物語のキーとなるメインキャラクター5名をピックアップ!

・野崎梅太郎(のざき・うめたろう)


『月刊少女野崎くん』の主人公で、男子高校生かつ人気少女漫画家。高身長で不愛想に見えがちだが、性格は穏やか。「夢野咲子」というペンネームで少女漫画を連載しており、繊細な心理描写と華やかな画面を特徴としている。しかし本人は鈍感でデリカシーに欠けるうえ、初恋もしたことがない。担当編集である“剣さん”を慕っている。

・佐倉千代(さくら・ちよ)


ヒロイン。思い切って告白するものの勘違いからスルーされてしまった。美術部所属で、野崎くんのアシスタントで主にベタ担当。一途に想っており、想いが強すぎてたまに周りに引かれてしまうことも。頭についている大きなリボンがトレードマーク。

・御子柴実琴(みこしば・みこと)
赤髪のイケメンで、アシスタントのひとり。主に背景の花などを担当している。漫画のヒロイン・マミコのモデルだが、本人はそのことに気づいていない。カッコつけたがりだが恥ずかしがり屋なので、よく自分のセリフに自分で照れている。

・瀬尾結月(せお・ゆづき)
千代のクラスメイトで、我が道をいくタイプ。自分では自分のことを「気が遣える」と思っている。千代と仲良くなったのは、出席番号順で席が近かったため。声楽部に所属しており、天使のような歌声から学内では「声楽部のローレライ」として有名。

・鹿島遊(かしま・ゆう)
御子柴の友人で演劇部に所属している。端正な顔立ちと紳士的な振る舞いで常に女子に囲まれているが、れっきとした女子高生。女子生徒に対する見事なキザっぷりから、「学園の王子様」の異名を持つ。運動神経も頭もいいが、演劇部の部長には怒られてばかり。

(文=ザ・山下グレート)

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