見極めのポイントはお互いの立場!? 「移譲」「委譲」の正しい使い方

普段使い慣れている漢字でも、意外と使い方が間違っていることも。この記事では、ややこしい漢字の使い方を解説していこう。

・「移譲」「委譲」

他人に何かを託す場合に使われる「いじょう」と言う言葉。例えば職場で「下の部署に権限を“いじょう”したいと伝えて欲しい」と言われた時、「移譲」「委譲」から正しい漢字を選べるだろうか? 今回は非常に似通った2つの字がどのように使いわけられているのか調査していく。

「Weblio 辞書」内にある「デジタル大辞泉」によれば、「移譲」とは「権限や権利、財産などを他に譲り移すこと」を意味する。「所有権を“いじょう”する」「使わなくなった土地を“いじょう”する」など、何かを譲り渡す場合には「移譲」と書くのが正解だ。

一方「委譲」は「権利・権限などを他の人・機関に譲って任せること」を指す。主に上の立場の人が下の者へ権限を移す場合に用いられ、「執行権を委譲する」「市に権限の一部を委譲する」というように用いられる。

つまり最初に例に出した「下の部署に権限を“いじょう”する」と書く場合は、「委譲」を使おう。

「移譲」「委譲」で使う字に迷った時は、お互いの立場に注目すれば間違わなくてすみそうだ。

(文=トコロドコロ島本)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

>