「姿を“あらわす”」はどっちを選ぶ? 一見似ている「表す」「現す」の使い分け


普段使い慣れている漢字でも、意外と使い方が間違っていることも。この記事では、ややこしい漢字の使い方を解説していこう。

・「表す」「現す」

「姿を“あらわす”」など、小説などでも目にする“あらわす”という言葉。スマホで漢字変換しようとすると、「表す」「現す」が出てきて困った経験はないだろうか? 今回は一見似た意味に見える2つの単語を解説していく。

「Weblio 辞書」内の「三省堂 大辞林」で調べると、「表す」は「心に思っていること、考えていることなどを、表情・言葉・絵などで示す。表現すること」のよう。例えば「気持ちを言葉に“あらわす”のは難しい」と言う場合は、「表す」を用いることになる。

さらに「ある特定の意味を伝え示す。意味する」という意味もあり、「花言葉でその花は幸福を表す」などと使う。

もう一方の「現す」は、「今まで見えなかったものを外に出して見えるようにする。実態を明らかにすること」を指す。なので、最初に例として出した「姿を“あらわす”」は「現す」と表記しよう。「現実」の「現」の字が使われていることを思い浮かべると、意味が想像しやすくなりそうだ。

また「頭角を現す」という風に、「持っている力をはっきり表に出す」際にも「現す」が使用される。

記事内で上げた例を参考に、正しい漢字を選択して欲しい。

(文=トコロドコロ島本)

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