「直す」と「治す」の違いって何? ポイントは“何が”改善されるかにあった

普段使い慣れている漢字でも、意外と使い方が間違っていることも。この記事では、ややこしい漢字の使い方を解説していこう。

・「直す」「治す」
怪我や病気を治療する時に用いられる「治す」という言葉。全く同じ発音で「直す」という単語もあるが、どのように使い分けるのが正しいのだろう? ポイントは状態が改善される際の“対象”にあるようだ。

「Weblio 辞書」内の「三省堂 大辞林」によれば、「治す」とは「もとの健康な状態に戻す」時に使用される言葉と記されている。そのため「傷を治す」「病気を治す」など、生き物の治療を目的とするなら「治す」を用いるのが適切といえるだろう。

一方の「直す」は、“正しくする、改める、置き換える”ことの意。「車の故障を直す」「文章の誤りを直す」というように、物の状態を改善するために用いるのが正解だ。また損なわれた気持ちをもとの状態に戻すという意味合いも持っているので、「機嫌を直す」のように気分や感情を改善する時にも利用できるのがポイントになる。

どちらも対象の状態を改善する意味を持つ言葉となり、誤って使用してしまうことも多い「治す」と「直す」。どちらの漢字が正しいか分からなくなった時は、“対象”に注目して使い方を見極めてほしい。

(文=トコロドコロ島本)

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