バブみとは!?

「バブみ」には2つの意味が存在する!? SNS上に蔓延する“オタク用語”の数々。日常的によく耳にするものから呪文のようなワードまで、その種類は星の数ほど存在する。そこで本稿では“オタク用語講座”を開講。今回は「バブみ」について掘り下げていこう。

・「バブみ」

Twitterのアニメ感想などを見ていると、時折出てくる「バブみ」という単語。実はオタク間でも人によって使い方が異なり、混乱することのある高難易度オタ用語だ。果たして「バブみ」とは何を指しているのだろうか…?

よく見る使い方は「(キャラ名)にバブみを感じる!」といったもの。これはそのキャラに対し「母性を感じる」ことを指す。母性的なキャラに「赤ちゃんのように甘えたい」という感情から、赤ちゃんのなき声である「バブー」に接尾語の「み」をつけて「バブみ」となったようだ。

ちなみに「バブみ」を感じるキャラは、実際にお母さんではなくてもOK。主人公を優しく介抱する幼女キャラや料理上手な男性キャラなど、少しでも母性的な面があれば年齢・性別関係なく「バブみ」は発生する。

一方で女子オタの中には「赤ちゃんみたいにかわいい相手」に「バブみ」を使う人も。「○○がかわいすぎてバブみがヤバイ」など、この場合は自分の母性をくすぐられるキャラという意味で用いているよう。

しかし母性があるキャラに「バブみ」を使っているオタにとって、後者は誤用だと捉える人も多い。「バブみ」は自分の意図した意味が伝わる人にだけ使うのが安心かもしれない。

(文=トコロドコロ島本)