スタッフの“遊び心”が隠されたアニメトリビア「機動警察パトレイバー」第27話をよく見ると…
大勢のスタッフによって制作されるアニメ。一見なんの違和感もないように見えて、実は思わぬ“遊び心”が発見されることも。先日ネット上では、「機動警察パトレイバー」に仕込まれたメッセージが脚光を浴びることになった。
橘田幸雄氏による描きおろしイングラム。2月の名古屋展にてラフを展示。その後、幾度ものレイアウト調整を経て、完成しました!
橘田氏がバンダイのプラモデルを組み立て、それを様々な角度から見て細部まで忠実に描いています。
クリアファイルのほか、ポスターの販売も検討中です!#パトレイバー pic.twitter.com/hc8iAVsYYu
— 機動警察パトレイバー公式(特車二課ヘルメット遂に完成) (@patlabor0810) June 29, 2020
きっかけとなったのは、同作を久しぶりに鑑賞したというTwitterユーザーの投稿。第27話のカットをコマ送り状態でキャプチャーしたところ、映像内の書類に「コマ送りでわざわざ何を書いてあるか読んでいる方 ゴクローサマです えっへっへ」の文字が書かれていたのだ。
これには他のユーザーから「こんなんよく見つけたな!」「先読みされてるwww」といった声が相次ぎ、アニメーターの西村誠芳も「いまだに発見されてる…」と反応。実は過去にも同メッセージは話題になったことがあり、その際に西村が「すみません、オレの仕業ですw」と自白したことでも注目を集めた。
実はアニメに仕込まれた遊び心はファンによって度々見つかっており、ネット上では「『装甲騎兵ボトムズ』のイプシロン戦でモニターに『HAYOKOROSE』って出てたのめっちゃシュール」「ミサイルをバドワイザーの缶にしちゃった『超時空要塞マクロス』面白すぎでしょ」などのコメントが。
スタッフによる遊び心は、どうやら昔のアニメ作品に多く見られるようす。改めてチェックしてみると思わぬ発見につながるかも?
(文=ザ・山下グレート)