「まさにラノベ作家殺し…」 藤井聡太七段のチートっぷりに『りゅうおうのおしごと!』作者が苦言!?
高校3年生・17歳ながらプロの棋士として活躍する藤井聡太七段。ネット上ではラノベ作者・白鳥士郎が藤井七段と自身の著書『りゅうおうのおしごと!』の“激闘の軌跡”を綴り、大きな注目を集めている。
本日発売された「このライトノベルがすごい!2020」にて「りゅうおうのおしごと!」が文庫部門2位になりました。
白鳥先生、本当におめでとうございます。
そして、これも作品を応援してくださる皆さんの応援のおかげかと思います。
本当にありがとうございました。#りゅうおうのおしごと pic.twitter.com/755b1QcUZo— 「りゅうおうのおしごと!」公式 (@Ryuoshi_PR) November 25, 2019
『りゅうおうのおしごと!』は16歳にして将棋界の最強タイトル保持者になった少年・八一と、押しかけ内弟子のJS(女子小学生)・あいを中心とした将棋ものラノベ。しかし同作の前には常に藤井七段が立ちふさがってきたようだ。
白鳥は「羽生先生をモデルにした『名人』と戦うアニメのラストシーン放送前に羽生竜王を倒す」「『絶対破られない記録を2つも破る設定はまずい』と遠慮したのに2つとも破る」といった、藤井七段の“ラノベ以上にラノベな記録”を自身のTwitterで紹介。
他にも「美人で将棋が強い姉弟子がいる」「ゲーム化が被る」という点も指摘している。これにはSNS上でも「まさにラノベ作家殺し…」「『事実は小説よりも奇なり』という言葉が藤井七段以上に似合う人はいないね」「現実の設定がバグってる」といった意見が続出。
過去には藤井七段の活躍を受け、「もう俺ラノベ書かなくていいんじゃないかな」と嘆きの声を上げていたこともある白鳥。小説以上に“チート”な藤井七段の存在に負けず、これからも素晴らしい作品を生み出し続けてほしい。
(文=ザ・山下グレート)