怒られるのも計算済み? 人気アニメがことごとく餌食となった“銀魂パロディ回”
甘党&無鉄砲な主人公・坂田銀時が“たまに”活躍する、空知英秋原作の「銀魂」。“銀魂”といえば下ネタ&放送禁止用語は当たり前、さらにぶっ飛んだパロディ回が度々登場する。今まで餌食となったアニメは数知れず…。そこで今回は、銀魂の“パロ歴史”に注目してみよう。
たとえば銀魂にパロられたアニメの中には、社会現象を巻き起こした「新世紀エヴァンゲリオン」の名も。アニメ第150話「長いものには巻かれろ!!」ではエヴァに巻かれるかの如く、TVアニメ版の最終回を堂々とパロッて見せた。
本家では主人公・碇シンジの内面世界が舞台になっていたが、銀魂では作品随一のツッコミキャラ・志村新八の内面世界が舞台に。その様子は本家さながらで、ネット上では「パロディではなくパクリ」「アウトに近いアウトだわwww」「一瞬どっちが本家かわからなくなる」「パクリが完璧すぎる」「1回本家に怒られてこいwww」と爆笑の声が上がっている。
さらにアニメ第2期で放送された「蓮蓬篇」では、連邦の白い悪魔“ガンダム”ならぬ“頑侍(ガンサム)”が登場したことも。残念ながら頑侍の顔にはモザイクがかけられていたが、エリザベスの元カノ・フミ子の「アニメ元が同じサンライズだけに、訴えられても有耶無耶にできる。奴らはそこまで計算済みよ」という台詞から完全にパロったことが伺える。
他にも「風の谷のナウシカ」や「プリキュア」、時には某議員の号泣謝罪会見をパロったことも…。ファンからはツッコミの声が上がる一方で、「これは怒られただろ」「銀魂だからできたこと」「銀魂の強み」と称賛の声が相次いでいた。
著作権や放送後に怒られることを顧みず、視聴者を楽しませてくれる「銀魂」。“さすが”としか言いようがない。
(文=ザ・山下グレート)