恋するワンピースはギャグ漫画界のパシフィスタが放つ超禁断のスピンオフ作品

『週刊少年ジャンプ』で大好評連載中の『ONE PIECE』。…の公式ギャグ漫画『恋するワンピース』をご存知だろうか。“創造主・尾田栄一郎”も絶賛したというが、その内容は果たして…。今回は、超禁断のスピンオフ『恋するワンピース』にスポットを当てていこう。

同作は、ギャグ漫画界のパシフィスタ・伊原大貴が描くスピンオフギャグ漫画。麦わらの一味と同じ名前を持った高校生たちの、悲喜こもごもな毎日が描かれている。

主人公は男子高校生・山本海賊王。海賊王と書いて“ルフィ”と読むのだが、この名前のせいで日々周りからいじられていた。そんな彼を密かに慕っているのが、同級生の小山菜美(こやまなみ)。「ルフィ」と「ナミ」という2人だけの絆に酔いしれていた矢先、“ある男”の登場によって事態は一変してしまう。

その名も中津川嘘風(なかつがわウソップ)。誰にも立ち入れないと踏んでいた2人の不可侵領域に、突如ウソップが参入する展開に。しかもウソップは絡めば絡むほどヤバイ奴。海賊部を立ち上げて仲間を募集したり、日常会話に『ONE PIECE』の台詞をちょいちょい挟んできたり…。しまいには生徒に向かって“火炎星”を放つうえ、ウソップの癖に喧嘩がめちゃくちゃ強い。

このギャグ要素満載の同作には、ネット上も「え、普通に面白いwww」「原作ファンだけど、これは許せる」「ウソップが何もかも強すぎる(笑)」「原作を知ってるからこそ楽しんで読める漫画」と爆笑の声が上がっていた。

ちなみに『ONE PIECE』の公式ギャグ漫画には、コビー似の小日山を描いたスピンオフ漫画もあるらしい。気になる方は、ぜひチェックしてみては?

(文=松本メリコーン)

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