ポイントは「隠す・距離をとる」? 漫画家が解説する“中二キャラの作り方”が話題
漫画やアニメ作品のアクセント「中二キャラ」。そう簡単には描き出せない存在だが、ある漫画家の解説による“格好いい中二キャラを作るコツ”が大きな反響を巻き起こしている。
注目を集めたのは、『月刊アクション』(双葉社)にて『オヤジが美少女になってた話』を連載している赤信号わたるのツイート。赤信号は中二キャラを作るコツとして、「『隠す』『距離をとる』なんじゃないか」と言う。
赤信号は実際に、爽やかナイスガイが中二キャラへ変貌する姿をイラストにして説明。まずは「闇が足りない」ということで表情を隠し、何を考えているのか読めないように。また髪で顔の見える面積を減らし、“俺を… 独りにしてくれ”感を出す。さらに顔を隠すためにはロングコートやマスクが鉄板らしく、赤信号は黒柄・ベルトつきの襟で口元を隠した。
赤信号は「もうここまで来たら怖いものはありません!」と眼帯もプラス。肩を前に出して1歩引かせることで、他者と距離を取っていることを強調する。謎のチリを舞わせ、「俺はもう誰も愛さない これ以上誰も失いたくないから」と添えれば完成。片手を顔に当てて「失せろ」と睨みつけた中二キャラで、赤信号曰く「こんなん目が合っただけで妊娠ですよ」とのこと。
赤信号の解説にネット上では、「『隠す』っていう演出を突きつめていくと中二キャラになるのか…」「謎のチリでワロタ」「ポイントごとの説明がわかりやすい!」「参考のはずなのにいろんな作品で見かけるようなキャラだwww」といった声が。赤信号のアドバイスを参考に、中二感溢れるキャラを生み出してみては?
(文=松本メリコーン)