ヒソカがマチを殺さなかった理由とは?ハンターハンター考察

人気コミック『ハンターハンター』には、「なぜ?」と思う疑問点が尽きない。たとえば変化系の能力者・ヒソカは、なぜあのときマチを殺さなかったのだろうか。ネット民の考察をみてみよう。

ヒソカといえば、現在“旅団狩り”の真っ最中。かつてはヒソカ自身も一員であった盗賊集団・幻影旅団、通称「旅団(クモ)」のメンバーを次々襲撃している。しかし旅団の一員・マチと対峙したときだけは、絶好の機会であったにも関わらず手を下していない。

マチは変化形の能力者で、オーラを糸状に変化させる「念糸」の使い手。まだヒソカが団員だったときは、「念糸縫合」という能力で彼の怪我を治療していた。ちなみにマチはとても美人。“借りがある”“可愛い”などの点から、ネット上では「やっぱマチに惚れてるんじゃない?」「ヒソカなりの温情なのかも」「ヒソカって正直仲良い人は殺さないし、仲が良いから手を出さないのでは?」といった声が。

その一方では「マチは伝言係だから」という説も数多く上げられている。マチと対峙した際にヒソカが「今からどこで誰と遭ってもその場で殺すまで闘る」と旅団に伝えるよう頼んでいたため、“伝言係だから殺さなかった”と考える人が多いようだ。

中には「ヒソカの言う『あと10人』にマチは含まれていないのでは?」と考察する声も。「あと10人」とは“狩る旅団の数”を表わしており、この時点で生き残っている旅団の数はマチ含めて9人。旅団狩りが始まる以前に死んだ団員が2人で、その補充要員がまだ本編に登場していないと考えると合計で11人となる。

他にも「自分に敵意を持たせるため」「団長の後に殺したいから」などの声が上がっているが、真相は果たして…。

(文=松本メリコーン)

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