『D.Gray-man』リナリーのエウレ化は重罪!? 単行本8巻で起きたツインテ焼失事件

星野桂が描くダークファンタジー『D.Gray-man』。2004年の連載開始から人気を集め続ける同作だが、その裏で全国のツインテファンが泣いた“あの悲劇”を覚えているだろうか。

そもそも『D.Gray-man』とは、黒の教団率いる「エクソシスト」と千年伯爵率いる「ノアの一族」の闘いを描いた作品。イノセンスの適合者で主人公のアレンが、AKUMAを救済するために教団を訪れるところから物語が始まっていく―。

教団には神田ユウをはじめとした個性的なエクソシストが滞在し、中には教団屈指のアイドル的存在・リナリーの姿も。リナリーといえば、イノセンス「黒い靴」と適合した女性エクソシスト。美人なうえに「ツインテール」「美脚」「絶対領域」と男たちの夢を盛り込んだようなキャラクターで、読者のハートを鷲掴みにしてきた。

その人気ぶりは凄まじく、今でもファンの間では「リナリーを超えるツインテキャラを見たことがない」と謳われるほど。だがそんなリナリーの身に“ある悲劇”が起きる。

事の発端は、単行本8巻で描かれたLEVEL3(AKUMA)VSリナリーとの闘い。捨て身の攻撃で何とか敵を撃退するも、攻撃の影響でトレードマークである美髪が焼失してしまう。おかげでリナリーの髪型はツインテールから超ベリーショートになり、まるで「エウレカセブン」シリーズのエウレカ状態に。

これにはネット上も「リナリーの美髪がぁぁぁ!」「ツインテールが可愛かったのに…」といった悲しみの声と共に、「リナリーのエウレ化は重罪」「LEVEL3… お前だけは絶対許さない」と怒りの声が溢れ返っていた。

ちなみに物語が進むにつれてリナリーの髪も少しずつ伸びていき、今では肩くらいの長さになっている。“ツインテリナリー”を再び拝める日は、じつはそう遠くないのかも?

(文=松本メリコーン)