ゴンの釣り竿はどこいったの?ファンが選ぶ『HUNTER×HUNTER』の“黒歴史”
冨樫義博の人気コミック『HUNTER×HUNTER』。長期に及ぶ休載を挟んでもファンから絶大な支持を受け続けているが、そんな名作にも“黒歴史”が存在するようだ。
ネット上でどのような黒歴史が挙げられているか見てみると、「やっぱりキルアのヨーヨーを使った攻撃だよな」「ヒソカですら自重したハンター試験念能力無双をガチでやった人間のクズ・キルア」「まだ相手の力量も見定められないほどお子ちゃまだったキルアのイキり発言」などキルアをネタにしたものが多い。
特によく見られたのが、「肩にぶつかっただけで2人殺しちゃったキルア」という声。同シーンは、お兄さん2人とすれ違いざまにキルアがぶつかったことがきっかけ。「おいボウズ ぶつかったらあやまりな」と優しく諭されたにも関わらず、キルアは問答無用で2人をバラバラにしてしまったのだ。
キルア以外に挙げられている黒歴史では、「初期クラピカの謎ヌンチャクですね」「ゴンの釣り竿とか、メインキャラの小道具はしれっとなくなった気がする」「ヒソカがハンター試験で寿司を作ったこと」といった声が。またクラピカに啖呵をきった、レオリオの名前を出すファンも多い。該当場面は「金さえありゃ何でも手に入る」と豪語するレオリオに、クラピカが「品性は金で買えないよ」と指摘した直後のシーン。レオリオはクラピカを睨みつけ、「表へ出なクラピカ うす汚ねェクルタ族とかの血を絶やしてやるぜ」と言い放っていた。
セリフから小道具まで、様々な黒歴史に溢れた『HUNTER×HUNTER』。今後紡がれる物語から、新たな黒歴史は生まれるのだろうか。
(文=松本メリコーン)