涙腺崩壊!『鋼の錬金術師』バッカニア大尉の漢前すぎる名ゼリフ
人気アニメには心打たれる“名言”がつきもの。カッコいいものから泣けるものまで様々な名台詞が存在するが、今回は「鋼の錬金術師」の“痺れる名言”に注目。ファンの間で「神回」と謳われる、キング・ブラッドレイ戦に登場した名言を紹介しよう。
バッカニア大尉
「地獄への道行き、付き合ってやるぜ」
軍部の最高権力者・ブラッドレイとの闘いで負傷するバッカニア。その後グリードとフーが共闘するものの、ブラッドレイの圧倒的な強さに苦戦を強いられる。しまいにはフーも致命傷を負い、戦いはブラッドレイの優勢に。
やがて死を覚悟したフーはブラッドレイと共に自爆を試みるが、それすらも失敗に終わってしまう。“この命賭けても傷1つつけられぬというのか…”と嘆くフー。その瞬間、バッカニアが倒れゆくフーの体を剣で一突きにした。その切っ先はブラッドレイをも貫き、見事死角からの攻撃に成功。この一撃はのちにブラッドレイの致命傷となる。
ここでバッカニアが発した言葉こそ、“じいさん。地獄への道行き、付き合ってやるぜ―”。フーは自身の命が無駄にならなかったことを感謝し、最期に「かたじけない」と言葉を残して絶命した。
これにはネット上も「うわあああ、泣く」「この台詞は鳥肌もの」「『地獄への道行き、付き合ってやるぜ』は、私に惚れろと言っているのか?」「漢前すぎて痺れる」「何回見ても泣く。わかってても泣く」「このシーンは反則でしょ」と感動の声が後を絶たない。
ちなみにこの後すぐにバッカニアも息を引き取る。「さらばだ同志」と仲間に別れを告げ、最期は大尉らしく敬礼で生涯を終えた。バッカニアの死に様に、多くの人が目頭を熱くしたのは言うまでもない。
(文=ザ・山下グレート)