ゾロVSミホーク、自来也の最期… ファンが選ぶ『ジャンプ』史上もっともカッコいい敗北シーン
漫画やアニメの名シーンは多数存在するが、中でも“敗北シーン”に心惹かれる人は多い。今回は少年漫画の代名詞『ジャンプ』作品から、“ジャンプ史上、最もかっこいい敗北シーン”について考えてみよう。
カッコいい敗北シーンとしてまず挙げられるのは、『ONE PIECE』のゾロVSミホーク戦。海上レストラン・バラティエで世界一の剣豪・ミホークと偶然出会ったゾロは、世界一になるためにミホークに戦いを挑む。しかし圧倒的な実力差で敗北。上半身にミホークからの一閃を浴びたゾロは泣きながら太陽に刀を向け、「俺はもう2度と負けねェから!!!!」とルフィに誓う。
このワンシーンにはネット上でも、「やっぱりこれだわ」「ルフィに誓うところまで含めて最高」「男として憧れるシーンだよな」といった声が。「なんだかんだ白ひげの最期が1番好き」「カタクリの敗北シーンもいいよね。ルフィが帽子で口を覆うところまで含めてかっこいい」と、『ONE PIECE』では多数のキャラクターに名シーンがあるようだ。
また他の『ジャンプ』作品に関しても、「自来也の最期はナルトにど根性を教えた師匠が、逆にナルトからど根性を教えてもらうという展開で泣いた」「どう考えてもラオウの『我が生涯に一片の悔いなし』だろ」「ブウ対ベジータで自爆するやつは結果的な敗北だけど名シーンだと思うわ。トランクスに抱かせてほしいっていうベジータやばい」「ハイキューの常波高校や烏野女子バレー部の最後の試合は、自分の青春時代を思い出して泣いてしまう…」といった意見が。
誰かの心に残る名シーンを生み出した彼らは、勝負に負けていても敗者ではないだろう。
(文=トコロドコロ島本)