ぽろりはネズミ!? 意外な設定がわんさか出てくる「にこにこ、ぷん」のキャラクター

幼児向け番組「おかあさんといっしょ」(NHK)で、80年代から90年代にかけて一世を風靡した「にこにこ、ぷん」。じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろりがメインキャラクターを務めていたが、彼らの“本名”や“趣味”など詳細な設定をご存じだろうか。

「おかあさんといっしょ」の人形劇コーナーは、スタートすると少なくとも2年~3年は続く。そのため担当者が変わっても世界観を継承できるよう、ルールブック「にこにこ島憲法」を作成。舞台となる世界やキャラクター設定、相関関係などが詳細に決められている。

まずは本名を見ると、じゃじゃまるは「ふくろこうじ・じゃじゃまる」、ぴっころは「ふぉるてしも・ぴっころ」、ぽろりは「ぽろり・カジリアッチⅢ世」といずれも高貴な響きがある。じゃじゃまるは野性派な“うらおもて山猫”の男の子で、ぴっころ・ぽろりと違って趣味を持っていない。また子猫のころに鼻をかじられて以来、ネズミが大の苦手。ちなみにぽろりはネズミだ。

ぴっころは「“ふん”ボルトペンギン」の女の子。泳ぎは苦手だが“最初に空を飛ぶペンギンになる”という夢を抱いている。特技は料理・編み物と家庭的である一方、同時にすもう・レスリング・ボクシングも挙げる武闘派な一面を持つ。

人気キャラクターの設定に、ネット上では「みんな高貴な生まれだったの!?」「プロフィールにツッコミどころが多すぎる」「ぽろりがいるのにじゃじゃまるの苦手なものがネズミって笑うしかないでしょ」「ぴっころの最強女子感がすごい」といった声が寄せられていた。

慣れ親しんだキャラクターでも、まだまだ知らない設定が出てくるかも?

(文=田所くるまえび)