全員死亡でトラウマになる人続出?セーラームーン最終回のトンデモ展開が凄い
今なお絶大な人気を誇る武内直子の『美少女戦士セーラームーン』。1990年代にアニメ化されて一世を風靡したが、原作とは異なる最終回が大ブーイングを浴びた過去を持つ。
セーラームーンの主人公は、ちょっとドジで泣き虫だけど元気いっぱいの中学2年生・月野うさぎ。黒猫ルナとの出会いによってセーラームーンへと変身し、“仲間の戦士と幻の銀水晶を探し出してプリンセスを守る”という使命が与えられる。
うさぎの仲間となるセーラー戦士は、水野亜美(セーラーマーキュリー)・火野レイ(セーラーマーズ)・木野まこと(セーラージュピター)・愛野美奈子(セーラーヴィーナス)。アニメ版の最終回はクイン・メタリアを相手に北極で繰り広げられたが、なんとセーラームーンを残して“セーラー戦士・全員死亡”というトンデモ展開を迎えてしまう。
同エピソードはアニメ放送時に原作の連載が続いていたため必要となったオリジナルストーリー。ネット上には「共に戦ってきた仲間が全員殉死ってどんだけトラウマだよ…」「懸命に戦ってきた女の子たちが次々死亡していく様は相当エグい」「アニメ版セーラームーンが子どもたちに与えたトラウマは罪が重いぞ」「子どものころリアルタイムで見てたけど、ショックで登校拒否したくらい落ち込んだわ」といった声が寄せられていた。
結果的に全員奇跡の復活を果たしたとはいえ、ショックを受けたファンの中には熱を出した子どももいたと言われている。原作にはないエピソードでメインキャラを死亡させてしまうとは、制作側も大胆なことをしたものだ。
(文=トコロドコロ島本)