『がんこちゃん』森のぱらぱら草がトラウマ級に怖い
NHKの低学年向け道徳番組「ざわざわ森のがんこちゃん」。多くの小学校で道徳の授業教材として使われているため、子どものときに授業で見た人も多いだろう。表向きは可愛い子ども向け番組だが、じつは大人向けの内容も多い。中には“トラウマ級”に怖い話も…。そこで今回は、多くの人に衝撃を与えた伝説回「森のぱらぱら草」をご紹介しよう。
同話は「よいことと悪いことの区別をし、よいと思うことを進んで行う」というメッセージ性を含んだ内容になっており、物語はカエルのケロが“ぱらぱら草”を誤食してしまうところから始まる。
ぱらぱら草とは、食べると酔っぱらったようになる“毒の草”のこと。マンナカ小学校の校長先生曰く中毒性が高いため、癖になったら2度と元に戻れなくなるという。しかしケロは校長先生の忠告を一切無視。「あんなに美味しいのに食べられないなんて勿体ない」と言って、再びぱらぱら草を口にしてしまうのだった。
ぱらぱら草を食べたケロは、みるみるうちに上機嫌に。「パラリンパラッパ、パラパラピ~」と訳のわからない歌を歌い、体には副作用によって発症した無数のぶつぶつが。目つきも明らかにおかしい。そんなケロの異常な姿には、ネット上も「ケ、ケロちゃん!?」「怖い怖い怖い! ぱらぱら草の深みにハマっていくケロちゃんが、妙にリアルで怖い!」「軽くトラウマになるわ」「朝から攻めすぎでしょ…」といった声が上がっていた。
最後は友達から心配されたケロが、“ぱらぱら草は2度と食べない”と誓って幕切れに。果たしてケロは本当に“ぱらぱら草”を断ち切ることができたのだろうか…。
(文=ザ・山下グレート)