人造人間・セル編以降は不要?『ドラゴンボール』はフリーザ編で終わるべきだったのか

世界規模で高い人気を誇る鳥山明の漫画『ドラゴンボール』。アニメ化だけでなくハリウッドで実写映画化されるほどのヒットコンテンツとなった名作だが、ネット上では「『フリーザ編で終わらせるべきだった」という声が上がっている。

『ドラゴンボール』のストーリーを簡単に追うと、主人公・孫悟空の幼少期から始まってピッコロ大魔王とバトル。悟空の成長を挟んでマジュニア(ピッコロ)と対戦し、ベジータらサイヤ人とのバトルを経てナメック星が舞台のフリーザ編へ突入した。

フリーザを倒して地球に戻った悟空だが、息つく間もなく人造人間・セル編に突入。トランクスが未来から現れ、自分のいる世界は2人の人造人間によって壊滅的な状態だと言う。未来を変えるべく悟空たちは人造人間とのバトルを展開したが、勝敗がつく前にセル登場となった。

争点のフリーザ編では、悟空がフリーザとの激闘中に“超サイヤ人”として覚醒。辛くもフリーザを打ち破った経緯があり、ネット上では「悟空が超サイヤ人になったところが『ドラゴンボール』という物語のクライマックスだった」「美しく完結してこそ永遠の価値が生まれるもんじゃない?」「未来っていう別世界まで出したあたりで風呂敷を畳めなくなった印象」といった声が。

一方で“続けて正解だった”という意見も多く、「インフレ展開を続けて世界的な人気につながったんでしょ」「ブウ編まで続いたからこそ今の『ドラゴンボール』がある」との声が寄せられている。思い入れのあるエピソードは人それぞれ。活発な議論が生じるのは名作である証拠なのだろう。

(文=ザ・山下グレート)