「計る」「量る」「図る」… 正しい使い方とは?

普段使い慣れている漢字でも、意外と使い方が間違っていたりすることも少なくない。この記事では、ややこしい漢字の使い方を解説していく。

・「計る」「量る」「図る」

様々なシーンで使う機会の多い“はかる”という言葉だが、何を“はかる”かによって使い分けが必要。

「三省堂 大辞林」によれば「計る」の場合、「時間や程度を調べる」ことの意になる。「時間を計る」「タイミングを計る」や、「損失を計る」などが正しい使い方。他にも“計略”との言葉があるように、相手を騙す“計りごと”という意味にも該当する。

続いて「量る」の正しい意味を見ていこう。「量る」は、「重さや容積を調べる。推測する」の意。「体重を量る」や「頃合いを量る」、「目方を量る」などが一般的な使い方となっている。因みに「真意をはかる」「人の気持ちをはかる」も「量る」と表記。「推量」との言葉があるように、人の心を“推し量る”と表現したい際に使う。

最後に紹介するのは、“図画工作”などでもお馴染みの「図る」だ。「図る」の意味としては「計画を立て、実現を目ざす」というもの。例えば、「解決を図る」「合理化を図る」「便宜を図る」などで目にする機会が多い。

他にも“だます”という意で使われる「謀る」や、“意見を問う”際に使われる「諮る」など“はかる”だけでも多くの意味が。相手の意図を推測して、どういった意味の“はかる”かを考えてみるのも面白いかもしれない。

(文=田所くるまえび)

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