『ワンピース』エース事件から“キャラが死なない縛り”がなくなった?

ファンに大きな衝撃を与えた『ONE PIECE』のエース死亡事件。ネット上では同事件以降、物語にとある変化があったと話題になっている。

悲劇的な戦争は、ストーリーの大きな分岐点。麦わらの一味は2年の間分かれて活動し、それぞれにパワーアップを果たして新たな海にこぎ出した。そこであるネットユーザーは「マリンフォード頂上戦争」以後、死亡するキャラクターが多くなったと感じている様子。

確かにエースと白ひげの死を皮切りに、キャラクターが死ぬ展開は増えた。ドフラミンゴの部下であったモネは心臓をつららで貫かれ、スリラーバーグ海賊団のアブサロムに至っては「死体ならあるけど持って帰る?」とハッキリ宣告される始末。以前には「大型爆弾の爆発を受けたペルが生存」という展開もあり、『ONE PIECE』は「キャラが中々死なない漫画」だと思っていたファンも多い。

そんな『ONE PIECE』でも最近キャラクターの死が増えたため、ネット上では「キャラが死なない“縛り”解禁したのかね」「アブサロムみたいなギャグキャラが死ぬとキツい」「ヴェルゴもペドロもいいキャラだったんだけど…。作風変わったよね」といった声が続出。

しかし一方で「そんな縛り最初からないでしょ。ベルメールさん忘れたのか?」「そもそも始まりが海賊王の死である件について」「あの、現在進行形で死んでる骨が麦わらの一味にいるんですが」など、元々“キャラクターの死”がタブーだったわけではないという主張も。

新世界では敵がどんどん強力になっていき、生死にかかわる描写も増えた。今後はこれまで以上に、仲間たちがピンチになった時のハラハラ感がアップしそうだ。

(文=ザ・山下グレート)

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