たばこ文化の歴史にロマンあり! 日本独自の喫煙文化をコレクションした展覧会が開催

「縁台美人喫煙図 山崎龍女画」

 

伝統的な日本の喫煙具などを収蔵する「たばこと塩の博物館」で、2019年3月23日(土)から2019年5月12日(日)にかけて「実業と美術 ―たば塩コレクションの軌跡―」展が開催されています。

 

「梨子地草花蒔絵提げたばこ盆(紀州徳川家旧蔵)」

「静和園(紀州徳川侯爵家別邸)蔵品展覧入札下見会の様子」

「たばこ展覧会会場の様子」

「大日本煙草史料図録」

 

「たばこと塩の博物館」の資料収集が始まったのは、日本の喫煙が紙巻たばこへと大きく変化した「昭和初期」。この時代は「急速な産業構造の変化」、「震災」、「戦争」、「好・不況の波」といった様々な要因から、多数の美術品が日本から流出した時期でもありました。同館は混乱の中、日本独自の「きせる喫煙」という文化を後世に伝えるために資料収集を開始。多くの人々の努力によってコレクションを充実させ、火災や戦争などの危機を乗り越えて現在まで伝えられました。

 

「見立六歌仙 喜多川藤麿画」

「男女遊楽図屏風」

 

今回の展覧会では、「たばこと塩の博物館」がたどってきた軌跡を「資料収集事始め」「昭和初期という時代」「収集品の活用」「たば塩コレクションの特徴」の4コーナーで構成。近代日本の世相やたばこ史・美術・工芸史といった背景を絡めながら、同館のコレクション形成史と逸品を約100点の資料と共に展示しています。

 

「色子の図 宮川一笑画」

「松本幸四郎の肴屋五郎兵衛 東洲斎写楽画」

「形も素材もさまざまなきせる」

 

独自に進化していった日本の喫煙文化の歴史と変遷を、肌で感じてみてはいかが?

 

■「実業と美術 ―たば塩コレクションの軌跡―」
会期:2019年3月23日(土)~2019年5月12日(日)
主催:たばこと塩の博物館
会場:たばこと塩の博物館 2階特別展示室
所在地:東京都墨田区横川 1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩8分)
入館料:大人・大学生 100円(50円)/満65歳以上(要証明書) 50円(20円)、小・中・高校生 50円(20円)※( )内は20名以上の団体料金
開館時間:10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日:月曜日(4/29、5/6は開館)、4/30(火)、5/7(火)
「たばこと塩の博物館」公式サイト