Twitterでアメリカのラッパーをディス!?「バーガーキング」のキレッキレなマーケティング

 

アメリカ・フロリダ州生まれのハンバーガーチェーン店「バーガーキング」のツイートや広告が「キレッキレ」だと話題に。最近もとあるラッパーにTwitterで絡んで、きつめのジョークを飛ばしていた。

 

今年11月には、トランプ大統領を支持するヒップホップアーティストのカニエ・ウェストを痛烈にディス。カニエ・ウェストの「マクドナルドは私のお気に入りのレストランだ」というツイートを引用し、「Burger King UK」公式アカウントは「Explains a lot(なるほどね)」とコメントした。

 

カニエ・ウェストといえば先日Twitterに「目が覚めた」と投稿し、“政治”とは距離を置くことを公言したばかり。しかしトランプ大統領も“マクドナルド好き”を公言していたという背景があり、このような皮肉をつぶやいたのだろう。

 

「Burger King UK」公式アカウントのツイートはとても短いフレーズだったが、世界中の人々が拡散。11月13日現在で27万件以上のリツイートがされ、100万件超の“いいね”がついている。さらに「Burger King USA」の公式アカウントもこの話題に言及。同じくカニエ・ウェストのマクドナルド好きツイートを引用し、「まだ目を閉じたままなのかもね」と投稿した。

 

様々な方面に喧嘩を売りそうな文言で実際に批判もされているが、大きな反響を呼んだのも事実。そのため今回のツイートは、「マーケティングとしてはかしこいやり方」とも指摘されている。

 

その他にも「バーガーキング」は、数多くの“攻めた”マーケティングをして話題に。以前は肉が“直火焼”であることをアピールするため、火事になった店舗の写真でポスターを作っていた。またアメリカの高校卒業パーティー「プロム」の時期には、ライバル店である「ウェンディーズ」をプロムに誘うツイートを投稿。こちらには「ウェンディーズ」もしっかり、「いいけど、あんまり触ってこないでね」とカウンターを返している。

 

日本の「バーガーキング」も負けていない。2015年に同店は、「BIG割」というキャンペーンを開催。名前に「ビッグ」がついた商品かレシートを持ち込むことで、「BIG KING 4.0」というハンバーガーが割引になるというキャンペーンだった。キャッチフレーズも「こっちの“BIG”は大きい、だけじゃない」と挑発的で、明らかに「マクドナルド」の「ビッグマック」を意識した内容。ネット上でも「直球でマックに喧嘩売ってて笑う」「こういうキャンペーン嫌いじゃない」と盛り上がりを見せていた。

 

切れ味の鋭いマーケティングを行う「バーガーキング」。次はどんな広告で、消費者を楽しませてくれるのだろうか?