日本中が涙した激白を完全書籍化!「北九州連続監禁殺人事件」加害者の長男が歩んできた25年の壮絶人生

 

ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で、2回に分けて放送された「人殺しの息子と呼ばれて」。同番組の内容に追加取材などを加えて書籍化した、『人殺しの息子と呼ばれて』が2018年7月20日(金)に発売される。

 

ある日、テレビ局にかかってきた1本の電話。その電話をかけてきたのは、凄惨すぎる内容のため報道が控えられた「北九州連続監禁殺人事件」の加害者の長男だった。彼が決断した「音声加工なし」の10時間にわたるインタビューでは、生々しい事件の記憶と25歳に至るまでの凄絶な人生を激白。日曜日の昼放送にも関わらず、後編は番組平均視聴率10.0%を獲得(ビデオリサーチ調べ、関東地区)するなど大きな注目を集めた。

 

同書の著者は、番組のチーフ・プロデューサーでありインタビューの聞き手を務めた張江泰之。書籍版は、長男の後見人でもあった人物への追加取材など、テレビ未公開部分を含めて新たに書き下ろされた一冊に。日本中が涙した激白を、書籍でも目撃しよう。

 

<目次>
序章:生きている価値
親父と似ているところがある。それが怖い…/私がつくった番組へのクレーム/大人は信用できない。必ず裏切るから

 

第一章:鬼畜の所業―北九州連続監禁殺人事件
逃亡中に生まれた「彼」/一家六人の監禁と情動麻痺/初めて彼と会った北九州空港/記憶があるときからの話をします

 

第二章:「消された一家」の記憶
「彼」もまた虐待を受けていた/人間として扱われていなかった/弟に通電したことも、弟からされたこともある/いまも家では電気を点けられない/認めたくないけど、親父に似ている…

 

第三章:やっとなんとか人間になれた
両親や弟と離ればなれになった生活/よく脱走もした「初めての学校」/誰も守ってくれない。ナメられたら終わりや/笑うこと。人を好きになること。/教護院、定時制、そして泣きたくなる生活

 

第四章:冷遇される子供たち
“親代わり”としての未成年後見人/正義を気取るだけでは子供は救えない/彼を叱りたいと思ったことはない/父親との最初の面接。そのとき彼は…/犯罪者よりも冷遇されている「子供たち」

 

第五章:消えない記憶と、これからの人生
トラウマは「いつかなくなればいい」/子供は親を選べない。だから、あきらめるしかない/お金を稼ぐには「定時制しかない」/ホームレスと変わらんな…/就職、成人、結婚/子供をつくることは「考えられない」/父親の死刑判決には「安心した」/生きててよかった。苦しんだ分、これから喜びたい

 

終章:俺は逃げない
作りものの感動を押しつける番組にはしたくなかった/予想を超えた反響。「涙が出ました」

 

張江泰之(はりえ・やすゆき)
フジテレビ情報制作局情報企画開発センター専任局次長。1967年北海道生まれ。1990年NHK入局。報道番組のディレクターとして「クローズアップ現代」や「NHKスペシャル」を担当。2004年に放送された「NHKスペシャル『調査報告 日本道路公団 ~借金30兆円・膨張の軌跡~』」で文化庁芸術祭優秀賞を受賞するなど受賞多数。2005年にNHKを退局し、フジテレビ入社。「とくダネ!」やゴールデン帯の大型特番を担当し、現在は「ザ・ノンフィクション」のチーフプロデューサーを務めている。2017年に放送された「人殺しの息子と呼ばれて」では加害者の長男を10時間に渡ってインタビューし、キーマンとして関わった。