MDウォークマン『MZ-E50』って覚えてる!? MDブームを巻き起こした大ヒット商品と新型ウォークマンを比較

日々科学技術は進歩を続け、身の回りのものがどんどん便利になっている。十数年前の映像などを見てみると、技術の進歩に驚くことも多いだろう。そこでこの記事では、昔流行っていたものを紹介!

 

・“MDウォークマン”『MZ-E50』

 

MDウォークマンの1号機が誕生したのは1992年。この年の音楽業界はX JAPANが日本人アーティストとして初めて東京ドーム3Days公演を成功させた裏で、THE YELLOW MONKEY、Mr.Children、ウルフルズ、シャ乱Q、LUNA SEAなど、のちに時代を創り上げるバンドたちが続々とデビューを果たした。

 

そして96年に発売された“MDウォークマン”『MZ-E50』が爆売れし、MDは全盛期を迎えることに。13.5mmの薄型で本体質量76gというスペックは業界最薄で最小最軽量と言われ、大きな注目を集めた。充電池1本で約4時間、アルカリ単3乾電池1本で約5時間、充電池・乾電池併用時で約10時間の連続再生が可能というのもウリの1つで、一躍時代を代表するヒット商品にまで成長。

 

発売当時は同商品について「名刺ケース並みの大きさで、ワイシャツの胸ポケットに入れても、女性の小さなバッグでもかさばらず、携帯に最適です」と宣伝し、これによって正真正銘のいつでもどこでも音楽を楽しめる時代が到来した。

 

ちなみに、現在発売されている最新型のウォークマン『NW-ZX300(64GB)』は、厚さ14.8mmで本体質量は約157g。『MZ-E50』より厚みも重みもあるが、再生時間は最大で約30時間、そして約2万曲を収録できる。MD1枚に十数曲しか音楽が入らないことを考えると、技術の進歩は計り知れない。

 

MDウォークマンは2013年に生産が終了し、MDそのものもすっかり見ることがなくなった。15年にはとあるTwitterユーザーが「すげー、初めて見た CDとカセットテープのハイブリッドみたいな感じだな」と、MDの写真を投稿したことも話題に。「いまのゆとりはMDの存在を知らないのか」「あんなに流行ったMDが名前すら知られていない時代がくるなんて」といった声があがっていたが、これからますますMDを知らない世代が増えていくだろう。