日本一の長者は誰? 大企業の社長が名前を連ねた「日本長者番付 2018」発表!

 フォーブス ジャパンが2018年4月5日(木)に「日本長者番付 2018」を発表した。首位は、昨年に続いてソフトバンクグループ社長の孫正義が獲得している。

 

孫の保有資産は前年より15億ドル増えて219億ドルになった。情報・通信を手掛けつつ投資活動にも力を入れるソフトバンクは、1月に評価額を下回る価格で米ライドシェア最大手ウーバー株を取得。筆頭株主になって注目を集めた。ウーバーは3月下旬に東南アジアで事業を展開する同業のグラブと合併を発表したが、ソフトバンクはこの合併以前からグラブに出資していたという。

 

2位は衣料チェーンのユニクロを展開するアパレル大手、ファーストリテイリングの柳井正。保有資産は前年の164億ドルから193億ドルに増加している。3位は酒類最大手、サントリーの代表取締役会長・佐治信忠。親族の資産を含めた保有資産は180億ドルで、前年より48億ドル増加した。

 

前回から最も大幅に資産を増やしたのは、4位の滝崎武光。東証1部上場の計測器メーカーキーエンス創業者である滝崎は、資産を51億ドルから176億ドルに急増させた。同社は工場の自動化推進に伴い、日米両国で機械やロボットの性能を監視するセンサーの売上高を伸ばしている。

 

製造業に携わる人物でもう一人、一年間で大幅に資産を増やしたのは6位の日本電産の創業者・永守重信。資産は昨年より20億ドル多い55億ドルになった。日本電産は家庭電化製品のほか法人顧客向けにモーターと制御装置を製造。米英のほか、メキシコや中国でも事業を展開中だ。

 

日経平均株価は今年3月下旬までの12カ月間に7%上昇し、円は対ドルで6%値上がりした。円相場が安定していたこともあり、リスト入りした富豪たちの約8割が前年より資産を増やしている。2018年のリストに名前が挙がった富豪50人の保有資産の総額は、1年間で1,520億ドルから1,860億ドル(約19兆5,000億円)に増加した。
 1位:孫正義:219億ドル(約2兆2,930億円)
2位:柳井正:193億ドル(約2兆210億円)
3位:佐治信忠:180億ドル(約1兆8,850億円)
4位:滝崎武光:176億ドル(約1兆8,430億円)
5位:森章:66億ドル(約6,910億円)
6位:永守重信:55億ドル(約5,760億円)
7位:三木谷浩史:54億ドル(約5,660億円)
8位:高原慶一郎:52億ドル(約5,450億円)
9位:似鳥昭雄:48億ドル(約5,030億円)
10位:毒島秀行:46億ドル(約4,820億円)

 

ランキングは個人から入手した情報に加えて証券取引所やアナリストら、データベースから得た情報や政府機関の公開情報などを基に作成された。番付に入った各氏の保有資産は2018年3月23日(金)の株価の終値と為替レートに基づき算出。各氏の保有財産は家族の資産も含まれている。非公開会社の創業者などの場合は、類似した公開会社の財務比率などと比較して推計された。

 

また、上位50人の全リストはフォーブス ジャパンの特設ページと、5月25日(金)に発売される雑誌『Forbes JAPAN』7月号に掲載される。
⇒詳しくは『Forbes JAPAN』特設ページまで