見た目も自意識も底辺なブスが、クラスいちのイケメンに淡い恋心を抱いてしまった… 内面の素朴さだけを武器にイケメンを迎え撃つ自虐系喪女物語『ブスに花束を』発売!

 

『ヤングエース』で連載中の、自虐系喪女物語『ブスに花束を』のコミックス第1巻が2016年11月4日(金)に発売された。

 

主人公は、少女コミックでは定番の美少女とはかけ離れた、見た目はさえないネガティブ思考で、つねにボッチの残念系女子・田端花である。そんな喪女系主人公の花が、ひょんなことからクラスいちのイケメン、上野陽介の優しさに触れ、ついに芽生えた淡い恋心を、内面の素朴さだけを武器に迎え撃つという、リアル喪女にとっては、ある意味夢と希望を与えてくれるストーリーとなっている。

 

膝丈の制服に、そばかすの浮く顔にはヲタクメガネ、「トリートメントって何それおいしいの?」と言わんばかりのボサボサの髪。そんな見た目の主人公・田端花は、高校入学早々女子グループに入りそこね、彼氏どころか女友達すらできないぼっち生活を送っていた。

 

しかしそんなブス…… いや、花にも生きがいがある。それは、毎朝誰も居ない時間に学校へ来て、教室に飾る花を取り替えること。美化委員で花いじりが好きな花は、人目を避けた早朝の教室で「花を触ってる時のいい女感」をひとり楽しんでいた。そこへ、ある日事件が起きる。ほんの出来心で、髪に花を挿してひとり悦っているところを、クラスメイトの男子に見られてしまったのだ。

 

 

その男子こそ、クラスカーストのトップに属するイケメン・上野陽介だった。これが少女漫画なら……「ずっと君を探してたんだ」などと微笑みながら、イケメンが手を差し伸べる──そんなシーンを頭に浮かべるが、そんなわけあるか!とコンマ1秒で判断した花は、とっさに財布からお金を取り出そうとする。

 

 

ブスに思い上がりは許されない。そう思い込んでいる花の目の前に立つイケメン上野は、顔だけでなく、マインドも超イケメンだった。花が朝の教室でしていた事を誰にも言わないでほしいと懇願すると、上野はイケメンスマイルで「ふたりの秘密な」と答える。ただしこの上野、「小学生男子か!」と言いたくなるような超ド天然で、この発言には恋愛のレの字もうかがえない。

 

 

とはいえ少女漫画だったら間違いなくフォーリンラブ! な場面であるにもかかわらず、花の頭の中ではそのセリフがとてつもなくマイナスな方向へと変換される。あぁ、このイケメンの何気ない言葉に自惚れられるほどの自信があったら、喪女なんてやってませんって!

 

見た目も自意識も底辺なブスが、クラスいちのイケメンとくっつく可能性は限りなくゼロに近いはずなのに、話が進んでいくにつれて脇キャラたちの意図せぬアシストによって、徐々に距離が近づきつつある。同じクラスの美人女子・鶯谷と、鶯谷のことを好きなチャラ男・新橋、上野の親友で体育会系の大男・五反田も口数は少ないながらもいいパスを出してくる。

 

 

ブスはブスのままなのか? それとも芽生えはじめた恋心が喪女・花に変化を起こすのか――花の自虐あふれる青春と恋の行方に、ページをめくる手が止まらなくなるはずだ。

 

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